病院で学んだこと

麩菓子

イグにかまれてから病院通いをしています。昨日イグにまた襲われて転んだ時、左手を床についてしまって激痛が走ったのですが、今日病院で傷口を見たらぱっくりひらいてました。先生に「これ、長引くよ」と言われました。



病院は9時から診察がはじまるのですが、受付は8時からはじまります。だから毎日7時半に家を出て8時の受付開始と同時に受け付けをすませてます。そうしないと長時間待たされて診察の順番が回ってくるのがお昼近くになっちゃうんです。

今日も同じように病院に行きました。診察がはじまる9時まで待合室でじっと待つのですが、その時の人間観察をするのが大好きです。毎日、いろーんな人が病院に来ていて見てるとおもしろいです。

今日は知らないおばあさんが隣同士で座ったのだけど、お互いがおしゃべりなおばあさんだったので井戸端会議がはじまりました。おばあさんは大きな声でしゃべるので何を話してるか丸聞こえです。

そのおばあさんの話を聞いて学んだこと

■お金持ちは突然死んではいけない。

あるお金持ちのご主人が突然死んだのだけど、死に方が布団から1メートルくらい出た所で倒れて死んでいたので、警察が来て親戚やら関わりのある人がみんな取り調べを受けたのだそうです。

別のお金持ちのご主人は火事で死んだのだけど、その時は3日間も身内が警察に呼ばれて取り調べを受けて、そのせいで近所に変な噂がたったので引っ越しをしなくてはいけなくなったのだそうです。

「うちのお父さんが死ぬときはぽっくり死にたいって言うけど、それだけはやめてね、まわりが大変だからっていつも言ってるのよ」とおばあさんは言ってました。ということは、お金持ちの家なのかな?

■昭和15年までに生まれた人はガマン強い

昭和15年までに生まれた人はガマン強いので「痛い」と言わない。だから病気や怪我の直りが遅いのだそうです。おばあさんによるとこれは「金子先生が言っていた」らしいのですが、何か根拠があるのかなあ?おばあさん達は「その時代に生まれた人は戦争を経験してるから」と納得していたけど、そうなのかな?

うちの母は昭和15年生まれだけど確かにガマン強い。母も飼い犬にかまれて大けがをしたのに病院に行かず、傷口がうんでしまって結局長いこと通院するはめになってる……。

病院はいろんなお話が聞けて楽しいです。

写真はおみやげでもらった「ふ菓子」です。「ふ」って書いてある缶がかわいい!ふ菓子もオシャレな時代なんですね。

細川貂々のHPはこちら http://www.hosoten.com/
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