単純な私

昨日の夜、何気なくテレビをつけたら「2001年宇宙の旅」という映画をやっていました。
ツレは小説で読んで「わけがわからなかった」と言い、でも、音楽は好きだと言ってしょっちゅう耳にしている作品です。

ちゃんと映画を観たことがなかったので、「観てみよう」ということになり、ふたりで観ました。
2001年に宇宙の旅をしている内容なのですが(そのまんまじゃないか!)宇宙船の中の様子が妙にリアルで、びっくりしました。
宇宙船のアテンダントの女の子が普通に床を歩いていてそのまま壁を歩き天井を歩き天井裏に行くとそこが操縦席でまた表面になってる、みたいな感じで「なんで天井を歩いている時は逆さまになってるのに髪の毛が下がってこないの?」とか不思議なところがいっぱいでした。宇宙だとああなのかな?

そして最後の方、ハルというコンピュータが暴走するあたりから恐くなってきて、なんなの?あの飛ばされた人はどこまでいっちゃうの?ハルが停止されられちゃうとどうなっちゃうの?なんで急に冬眠していた人のメッセージが流れてモノリスのことをうち明けるの?と頭の中が疑問符でいっぱいになりました。
そしてその後は……何がなんだか全くわけのわからない映像の繰り返し。

もう頭の中では理解しきれずにツレに「何?これはどういう意味なの?」「これはなんなの?爆発を意味してるの?宇宙の誕生を現してるの?」「何?これはグランドキャニオン?氷河期?」などと質問し続けたら「うるさい!今度しゃべったらたたく!」と叱られました。

それで見終わって、結局やっぱりなんだかわからなかったのが実際の感想でした。

でも、夜夢を見ました。
「物事はひとつ方向からだけの見え方ではない。いろんな考え方や見え方がある」
という夢でした。
その夢の中で私は妙に納得してそしてほっとしていました。

そしたら朝久しぶりにスッキリ目覚めて、のどの痛いのもなくなって元気になってました。
あまりにも複雑な映画を観たので、頭が切り替わっちゃったのかな?
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