佐藤初女さんの講演会

お隣の行徳で佐藤初女さんの講演会があるというので行ってきました。
佐藤初女(さとうはつめ)さんは弘前市で「森のイスキア」という疲れた人をいやしてくれるお宿を運営している人です。

初女さんとの出会いは、今年のお正月に見た「かもめ食堂」がきっかけ。
「かもめ食堂」の中で、主人公がメニューにおむすびを入れるシーンがあって、「おむすびは日本のソウルフードだから」というセリフがありました。
それを聞いたツレが、「佐藤初女さんという人がいて、その人のにぎったおむすびを食べると不思議と元気が出るのだそうだ」というような話をしました。

それから数日後、NHKのハイビジョン放送で「森のイスキア」を取材したドキュメント番組を放送しました。その番組ではじめて佐藤初女さんを見ました。
「森のイスキア」のことは田口ランディさんのエッセイにも出てきていて、そちらも読みました。

「弘前は遠くて行けないけど、佐藤初女さんにお会いできたらいいな」と、心の中でずっと思っていました。

そしたら、今日、お隣の街に佐藤初女さんが講演会をしにやって来たのです!

初女さんは88歳だそうで、でもしゃきっとして、1時間きっかりお話をされて、とてもお元気でした。

いろいろ心に残る言葉をいただいたのですが、一番印象が強かったのは「出会いがあるから再会がある」です。
「出会いがあるから別れがある」はよく聞くのですが、「再会がある」は目から鱗でした。
確かに、初女さんのことを知ってから今日まで本当にご本人に出会えるとは思ってなかったので、そのお話を聞きながら「そうかもなあ」と納得しました。

家に帰ってきておむすびが食べたくなったのでツレに「夜ゴハン何?」と聞いたら「トマトパスタだよ」という返事でした。がっかりでした。(まあ、トマトパスタはおいしかったですけど……)
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