まぐちゃんの卵

何人かの人にはお知らせしていたのですが、今年はまぐちゃんが有精卵を産みました。
どうして有精卵なのかわかったかというと、ふすまをガラッとあけたら、まさにその最中というところを発見してしまったからです。

そして、まぐちゃんは卵を4月の終わりに産みました。
生き物育てマニアのツレは自作の孵化器を作り、きれいで健康そうな卵30個を孵化器に入れて育てはじめました。
(今年もまぐちゃんは卵を50個近く産みました。20個くらいは産んだときに踏みつけたりしてつぶれたり、へこんじゃったりしたので廃棄しました)

卵はうまくすると産んでから70日、長くても100日後にかえります。

孵化器に入れて数日後、どんどん卵が腐ってきました。
生きてない卵は茶色くなり、カビがはえて腐るのです。

最終的に3個だけ真っ白な卵が残りました。

「3個全部かえったら3匹だよ。イグとまぐ入れて5匹になっちゃうよ!まさか全部飼うの?」

「大丈夫、そういう時のためにイグ友がいるのだ」

と、いうような会話をしながら月日は過ぎていきました。

そして、もうすぐ100日になります。
残念ながら、卵は腐り始めました。
触ってみたらガチガチに固くなってました。

「やっぱり無理だったか……」

残念だったような、ほっとしたような複雑な気持ちです。(これ以上イグアナが増えるのは困るけど、子イグがかえるのならがんばって育てたかった)

産まれたら子イグ見に来て下さい、とお伝えしていたみなさま、ごめんなさい。
イグアナの卵をかえすのは難しいのですねえ……。
うちのペット様 | - | -