京都新聞の記事

8/23の京都新聞で「育児ばかりでスミマセン。」を取り上げてくださいました。

京都新聞ツレ本記事

「イクメン・考」のコーナーの下で取り上げてくださいました。

私はこれからの時代は男性も育児参加をしていかなければいけないと思ってます。
もう育児は女性だけがやっているだけでは追いつかないのだと思うんです。
昔みたいにおじいちゃんおばあちゃんが一緒に住んでいて育児を助けてくれる訳じゃないし、ご近所の人も助けてくれないのが現状です。

サザエさんはお買い物に行く時、タラちゃんを連れて行かないんです。
フネさんが見ていてくれるから、小さなコドモがいてもおしゃれをしてデパートにひとりでお買い物に行くことが出来てるのです。

今はそういう時代ではありません。
ときどき、電車の中で見かける若いお母さんは、だっこ帯で幼児をだっこして、ベビーカーには3歳児くらいの子が寝ていて、疲れきってる感じです。
大変そうだなあと思いながら見守ってます。
電車の中で赤ちゃんが泣くと舌打ちされたり「コドモ連れて電車に乗ってくんなよ」みたいな態度をされたことは私たちもあります。

家の中ではコドモに振り回されて、外に出ればまわりの人に冷たくされて…育児してるママって肩身がせまいです。
でもそういうことはパパも味わうべきです。
ふたりで大変なことを乗り切ればお互いに気持ちもわかるし、ママだって楽になれます。

だけど、パパも育児参加をするためには世の中も変わって行かなくてはいけないと思うんです。
男性が育児をした時に何がつらかったか?が「育児ばかりでスミマセン。」には書かれています。
今はまだ男性の育児を支えてくれたり、受け入れてくれる場所は少ないです。
少子化対策をしたいのなら、「イクメン」だとか言ってるだけじゃなくて、「パパも入れる授乳室」を作るとか、「パパも赤ちゃん連れで入れるトイレを作る」とか、まず受け入れ体制をどうしたらいいのか国は考えた方が良いと思うのです。
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