ツレの文庫のこととか

すっかり忘れていた…というか、本人からも言われてなかったのでお知らせが遅くなってしまったのですが、10日に「こんなツレでごめんなさい」の文庫本が発売になっております。
「こんなツレでごめんなさい」も文庫になったんですね。ありがたいことです。

昨日、ツレが買った橘玲さんの新刊を読みました。
おもしろかったです。そして私が今後どうしていったらいいのか教えてくれる本だなあって思いました。
恐竜の頭を目指さずにしっぽの中の頭を目指せば良いのかあ…(と言っても本を読んでない人には何がなんだかわかりませんね)
今の世の中、一番上を目指すのは無理なので、自分の好きな事で好きな範囲での上を目指すということと解釈したのですが、よかったのかな?
自分が今いる場所を正しく見極めることが大事だという意味にも解釈したのですが、よかったのかな?

私にいつも「格言」をくださる編集者さんがいて、その人が言ってくれたコトバの中で「自分の好きなことを知るには、いろんなことに足を突っ込んでみるのも良い」というのがあります。
私はいろんなことを題材に本を書かせてもらいましたが、いろいろやってみて自分が好きなことって「人間観察」かなあと思いました。
人間が一番おもしろいです。見ていてあきないですしねえ。
そしてみんなが「普通だ」と思ってる世界には結構「変わってる人」がたくさん存在していて「え?何故こんなところにこんな人がいるの?」というおもしろさを探すのも楽しいです。
あと、「自分は普通です」と言い切ってる人が案外変わってる人だったりするので、そういうのもおもしろい。

今連載している仕事は、「息子」というだんだんおもしろい人間になってきた男の子のことを観察してる作品と、自分と夫という変わった人間を観察した作品です。
この他に、いろんな人のことも書いていってみたいなあと思いました。(私のまわり、たくさんおもしろい人がいるので)

ああ、そういえば、豆柴君という非常に個性的な40男子のことを書いた連載もあったなあ。あの連載もやっててとても楽しかった…。生きにくい人生を一生懸命生きてる個性的な人っていいですよね。
宣伝広告 | - | -