書評を書いて頂きました

星星峡
幸せの赤い紐

幻冬舎から出ている文芸誌「星星峡4月号」で漫画家のいしかわじゅん先生に「ツレがうつになりまして。」の書評を書いて頂きました。



いしかわ先生との出会いは、もう4〜5年くらい前になります。当時私は文化人形を作る教室に通っていて、そのお店が吉祥寺にありました。そこのお店にいしかわ先生が時々立ち寄っていて店長さんと知り合いで「いしかわ先生が遊びにおいでって言ってたから一緒に行かない?」と店長さんに誘われたのがきっかけです。

いしかわ先生はスノードームのコレクターさんで、私もスノードームが大好きだったので、是非コレクションを見せてもらいたい!と思い、店長さんにくっついて行ったのです。

その後、私は漫画のお仕事がなかなかみつからなかったので、いしかわ先生に相談に乗ってもらったりしていました。

星星峡の書評には、その時の出会いのことや私がいしかわ先生にグチばっかり言っていたことなどが書いてあります。いしかわ先生が見た細川貂々の印象は「グチばっかり言っていて、ちょっとしたことですぐくじけるヤツ」だったそうです。確かに私、いしかわ先生にメールを送るとき、グチのメールしか送ってませんでした……(汗)

そんな私のマイナス性格も含めて、ツレがうつになりまして。についての書評を暖かく的確に書いてくださいました。

星星峡の書評を読んだツレは、床に倒れ込んで号泣しました。とてもとても、うれしくて、そして、実はツレはこの本が出ることに多少の抵抗があったのですが、その気持ちもいしかわ先生の書評を読んだら吹き飛んだと泣きながら言いました。

私も読み終えて泣いてしまいました。いろいろあったけど、この本を書くことが出来てよかったなあって、本当に本当に思いました。

いしかわ先生の素晴らしい書評をみなさまにも読んで頂きたいのですが、星星峡という雑誌は定期購読なんだそうで、本屋さんには置いてないのだそうです。残念……。

細川貂々のHPはこちら http://www.hosoten.com/
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