パコと魔法の絵本

昨日、国際フォーラムで行われた「パコと魔法の絵本」の完成披露試写会に行って参りました。

5000人も入る一番大きなホールでの上映。
招待された一般のお客様は1階席、関係者は2階席のようでした。
私は2階席だったので映画の画面は映画館で見るより小さい感じがしました。
(というより、大きな液晶テレビを見てる感じ)

映画の内容ですが、大変おもしろかったです。
ある病院が舞台で、そこに入院してる変わった大人たちが、一日しか記憶がもたない女の子パコちゃんのために何かしてあげたい!と立ち上がるお話。

画面も細かく作り込んであって楽しかったし(あ、あんなところにあんなのがある!と気づいてにやにやできる)なによりキャラクターがとてもおもしろかったです。
ほとんどの役者さんが特殊メイクをされていてパッと見ただけでは誰かわからないのですが、でもなんとなく似合っていてそれもおもしろい。

所々でてくるCGもすごくて最初の方に出てきたカエルもたぶんCGだと思うのですが、動きや表情がとってもかわいくて「カエルがキュート!」とずっと思いながら見てました。

ずっと「この後どうなるの?」と思いながら見てたんですけど、途中で「あ、そうか、こうなっちゃうのか、それは悲しいなあ」と少しラストが見えてきたなと思ったら「え?違うの?うそーーっ!」と全然違う展開になり、涙が止まらなくなりました。

涙がどうやっても止まらなくて参ったなあ、と焦っていたら、一緒に来ていた隣の編集者さんも泣いていました。そしてその隣の年輩の男性もすごく泣いていました。
後ろからも鼻水をすする音が聞こえてきたのでみなさん泣いていたのでしょう。

だけど最後は明るく笑いながら終わったので見終わった後もスッキリした気持ちになって良かったです。

上映後、監督さんや役者さんの舞台挨拶がありましたが、会場が広すぎて役者さんは豆粒ほどにしか見えず「生で芸能人を見ることなんてめったにないのに!ああ、オペラグラスを持ってくればよかった」と悔しく思いました。

でも私の隣の隣のそのまた何人か隣りに、よしもとばななさんがいらっしゃって、有名人を間近で見られたのでそれがラッキーだったです。

最後に「ツレうつ」の著者の立場からの意見を書きますと、うつの方にはおすすめできないかも。画面のつくりこみの賑やかさに圧倒されそうだし、お話の進み方がちょこっと忙しくてそれも圧倒されそう。(どどどどーって展開していく映画なので)

9月13日(土)に全国で公開されるそうです。ご興味のある方は是非見に行ってみてくださいね。

パコぱんふ
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