風邪をひいて思ったこと

ずっと風邪をひいて寝込んでいました。
ここ最近でこんなに長引く風邪をひいたことはありませんでした。
それで気づいたことがありました。
体調が悪いのに仕事に行かなければならないというのは大変なことなんだ、ということです。

今までもひどい風邪をひいて何日か寝込んだことはあったのですが、その時はただ寝ていればよかったのです。仕事がなかったからです。でも、今はありがたいことに毎日お仕事の打ち合わせや取材があります。風邪をひいてもただ寝ている訳にはいきません。出かける直前まで寝て起きて精神を集中させて電車に乗りお仕事に向かいます。でも、帰ってきたらヘロヘロです。病院でたくさん薬をもらってきましたが集中力がなく薬を間違えて飲む始末……。

布団に横になり、ふと「ずっとこのまま治らなかったらどうしよう」と不安になりました。それで気づいたのです。ツレがうつ病になった時はずっとこういう気持ちだったのかな?って……。

ツレは体調が悪くても毎日満員電車にゆられて会社に行ってました。そして帰ってきても不安で眠れず次の日またそのまま会社に行っていたそうです。私には絶対そんなことできない……と、思っていたけど、でも今私、同じことしてるじゃない。

さらに私はお仕事の他に「ストレス発散のために」という理由で別の予定もぎっちり入れてました。そちらの予定もこなさなくては!と律儀に真面目に取り組んでいたため一息できる日がなくなり余計に体調が悪化したんじゃないかなあって思ってます。

でも、その「ストレス発散のために予定を入れる」というのもツレがうつ病になる前の状況と同じなんです(イグアナの嫁でそのことを書きました。)

私もいつのまにか「仕事が忙しくてもちゃんとストレス発散してるし平気」という図式を作ってました。

そういうことに気づいたらすごく恐くなってしまいました。幸い私はただの風邪だと思いますし、今は風邪薬が効いていてこんな風に起きあがって日記を書けるようになってます。
でも、自己管理をするって難しいことなのだなって実感しました。

今後「ツレうつ」のその後、を書く予定ですが、こうして私が気づいたことも取り入れて行きたいなあって思います。
とりあえず日記 | - | -