うつのこと

メールをありがとうございます。
「うつ」についてですが「その後のツレがうつになりまして。」で、ツレは「僕の症状は一般的ではない」と言ってますが、「うつ」はひとりひとり症状が違うのでみんなが同じ、というわけではないけど(逆に言うと、みんながツレと同じように「自分は一般的でない」と思ってると思います)うつになる状況や症状の出方、治り方など、似たようなパターンはあるようです。

ということを何故私が知ってるかというと、数日前の日記にも書きましたが、精神科医の大野裕先生とお仕事をして教わったからです。
こちらは今月、本になって出版されます。

「ツレと貂々 うつの先生に会いに行く」
細川貂々・大野裕
3/18発売 朝日新聞出版 1,155円(税込み)

それで、うつになるバターンですが、世の中では仕事のストレスばかりが前面に出されていますが、そればかりではないようです。
「喪失感」が原因でうつになるパターンも多いです。

大事な人(ペット)が亡くなった、ずっとやってきた仕事が無くなった、病気になった(健康を失った)、歳を取って若さを失った…。
このようなことも原因になります。

自分が大事にしていた何かを失う、あるいはいつもそこにあると思っていたのに無くなってしまう…ということは自分が思ってる以上にストレスになるようです。

あと、一般から見たら「お祝い」に思う事もストレスになるそうです。
結婚、出産、仕事が変わる、転勤、引っ越し…など、自分の人生が切り替わる時、ストレスはかかってくるのだそうです。

ひとりひとり、生きて来た道のりが違うように、うつになる原因も人それぞれなんだと思います。
だから人と違っていていいんだと思います。
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