まぐちゃんのたまご

12月のはじめ頃からまぐちゃんがゴハンを食べなくなり、一ヶ月ほど前から部屋の中をうろうろ動き回りはじめました。
まぐちゃんはお腹にたまごを持ったのです。

イグアナのメスは毎年冬、お腹にたまごができるとゴハンを食べなくなり水だけで過ごし、たまごを生むための場所を探し出します。ごはんを食べなくなるので衰弱するし、あちこち動き回るので骨折をしたり怪我をすることもあり、イグアナのメスにとっては一番危険な時期です。

それから無事にたまごが生まれれば安心ですが、中にはたまごを生むときたまご詰まりで死んでしまうケースもあると聞きます。

まぐちゃんはここのところ毎日必死にたまごを生む場所を探していました。
本当は洋服の収納ケースか何か大きめの箱に黒土を入れてあげて「産卵箱」というのを作って上げるとその中で穴を掘りたまごを生むことが出来るのですが、うちは産卵箱を作りませんでした。何故かというと、部屋の中に産卵箱を作ると部屋中が土まみれになってしまうのです……。まぐちゃんには申し訳ないけど、部屋中土まみれはイヤだなあと思ったので、なんとか他にたまごを生む場所をあげられないかなあと模索しておりました。

そしたら今朝、なんとツレの布団の中でたまごを生みました。

まぐちゃんたまご01

「わー、まぐちゃん、ちゃんとたまごが生めたんだね!よかったー」

まぐちゃんたまご02

けっこう大きいです。長さが4センチくらいあるかな?こんなのがたくさんお腹に入っていて毎年生むのだからすごいなあと思います。たまごの中身はほとんど黄味だけなので、心持ち黄色がかってますね。

1個生んだあと、まぐちゃんは「うーんうーん」と一生懸命布団の中で生む作業をしていたのですが、今朝は1個しか生みませんでした。
ちなみに去年は37個生んだそうです。
何日かかけてちょっとずつ生んでいくのかな?大変だなあ……。

イグアナのメスは毎年たまごを生むのですが、残念ながらこのたまごはイグの子供ではありません。
イグの発情期とまぐちゃんの産卵期は重なりませんでした。
まぐちゃんが一生懸命たまごを生んでる横でイグはボーッとライトの下で日光浴してるのでした。
うちのペット様 | - | -