カラスの子を拾う

今日、買い物に行く途中、カラスの子供が道ばたに落ちているのを発見。

カラスのこ

ずいぶん大きくなっているけど、まだ飛べない雛鳥でした。
カラスのひながいるということは親が近くにいるはずだから危険!と思って辺りを見回したけど、親らしきカラスはいない。
でも「エサでも取りにいってるかも知れないし、きっと大丈夫だよ」とその場を立ち去りました。

買い物からの帰り道、もうカラスの子供はいなかったので「ほら、親がどこかに連れていったんだよ」と言って辺りを見回したらさっきのカラスの子供は車がビュンビュン走ってる車道に出ていました。

こういうのを見てしまったツレはもう止められない。いてもたってもいられなくなり、カラスの子供を抱きかかえてしまった。ああ……ツレ、その子供を一体どうする気だ?
以前、君はそうして車道を歩いていた亀を拾ってきてしまったことがあったねえ……。
カラスは野鳥だ。飼えないぞ。そしてうちは動物園じゃないぞ!目を覚ませツレ!

「家に連れて帰って保護する」
えーーーー?冗談でしょ?カラスだよ?鳴くとでっかい声出すよ!勘弁してくれ!
と思ったので、「野鳥だから市川にある野鳥の森の野鳥病院に行って保護してもらおう」と言いました。

しばらく「うーんうーん」と悩んで、でも「わかった」と納得してくれたので、近所のお蕎麦屋さんでダンボールの箱をもらってそれにカラスの子を入れて野鳥病院まで歩きました。
歩いてるとき、何故かどこかから「かーらーすなぜなくのー」という歌が聞こえてきてふたりで笑ってしまいました。

野鳥病院まで歩いて30分くらいかなあ?なんとかたどり着き、病院の方にカラスの子を見せると「うーん、巣から落ちたひなは拾ってはいけないんですよ」と言われました。
親が必ずどこかで見張ってるはずだから大丈夫なんだそうです。
「でも、この子は親らしきカラスはいなかったし、車道に飛び出していて危険だったから見過ごせず連れてきました」とツレは言いました。

とにかく、野鳥病院で保護してもらい、一安心。よかったーカラスがウチに来なくて。
夕方、ニュースを見ていて知ったのですが今は愛鳥週間なんだそうですね。
すごい偶然……。
「久兵衛、助けてあげられてよかったよ」
「きゅうべえって誰?」
「今日助けたカラスの子だよ」
「……」
お願いだからツレの歩いてる道に生き物は落ちていて欲しくないです。
とりあえず日記 | - | -