香山先生の本

香山リカ先生の本「しがみつかない生き方」を読みました。
なんか……ほっとした……というか楽な気持ちになりました。

最近の風潮は「がんばればなんとかなる」「負けないように生きるためにどうするか?」とかそんな本が多く、そういう生き方しなきゃなのかなあ?でもがんばれない人はどうすればいいの?と思ってました。

特に私は勝間和代さんの「なんとしても強く生きる!」という生き方にびっくりしたのですが、でも、世の中には「勝間教」と呼ばれる信者さんがたくさんいてあこがれのまとになっているという話を聞きました。(私も気弱になった時に「勝間さんみたいに強くなれたら楽なのに」と思ったことがありました)
だから世間的に「強い人」が「勝てる」という図式なのかなあと。
でも、そしたら弱い人はどうすればいいの?排除されるだけ?

香山先生の本にはそうじゃなくて弱い人もちゃんと受け入れられるようになることこそが、本当の強さと書かれていました。
ああ、そうだよなあと、すごく共感しました。

ところで勝間さんの言う「3毒」は「妬む、怒る、愚痴る」なのだそうですが、9月に出る私の新刊「ねたみパンダ」は勝間教の人にとって「毒の本」になるのかしら……。
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