最もこだわってる人

私のまわりで最もこだわりのある人、ビン博士のおうちに久しぶりに行って来ました。

ビン博士は日本一のガラス壜コレクターです。博士のコレクションは5万本以上あります。
そして、「ボトルシアター」というガラス壜の博物館もやっております。
ボトルシアターはこんな感じです。

ボトルシアター

私はこの空間が好きで、行くたびに新しい気持ちになって帰って来ます。
たぶん本来ならゴミ捨て場に捨てられて粉々になってるはずのガラス壜たちが、博士に救ってもらえてこうしてキレイに飾ってもらえてることで喜んでいる感じが伝わってくるのかも。

一番古い壜で明治時代の物もあるので、100年くらい生きながらえて来たガラス壜は相当「運が良い」とも言えますしねえ。

どうしてボトルシアターに行ったのかと言いますと、ついに「原色日本壜図鑑」の0号と1号が完成して私の手元にきたのです。

原色ガラス壜図鑑

ずーーーっと前にもここで「表紙だけゲットしました」と紹介させて頂きましたが、やっと中身を拝見することが出来ました。
すべて手作業で作ってある本なので時間がかかるのです。
文字も大正時代のある年代に使われていた文字だけを集めて作ったそうです。だから読めないものすごく難しい漢字も入ってます。でもそういうこだわりがとっても好きです。

0号は「どうしてこのような図鑑を作ろうと思ったか?」という博士の思いが書かれていて、1号は「イヒチオール」というガラス壜について書かれた号です。
私、イヒチオールは持ってないかも…。
でも、この写真に載ってる「バリカン油」はとっても好きな壜なので何本も持ってます。(この写真は0号の方に載ってます)

奥付にはビン博士の横顔の写真がかっこよく入ってます。
ハンコも自分たちで作ったそうです。かっこいい!

壜図鑑の奥付
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ビン博士の本の表紙

先日の骨董ジャンボリーでビン博士のビン図鑑を予約したと書きましたが、「本の表紙」だけは在庫があったので受け取って来ました。
これです↓

原色壜図鑑表紙

ビン博士こと、庄治太一先生が作った「原色日本壜図鑑」の表紙です。
実はこの表紙だけで2,500円します。
「えええっ!?」と驚かれる方がほとんどだと思うのですが、この表紙は全て手作りなのです。
厚紙に青い紙を貼って、「原色日本壜図鑑」という刻印をして、穴を開けてヒモが通せるようにしてます。
この表紙に別売りの壜図鑑を次々とはさんでヒモを通して行く訳です。
博士によると、「昔の図鑑てこういう作りをしていたと思うんです。一冊ずつ増やしていって、この専用表紙にはさんでいくのです」とのことです。

最初の紙を貼る所はもちろんですが、全ての作業のひとつでもミスしたら売り物にはならないので、ものすごく時間がかかるし神経も使うのだそうです。
紙もこだわりがある高い紙なのだそうで…必然的に高額になってしまったとのことです。

この図鑑の中身も全て手作りなので一冊2,000円〜2,500円します。
ビン博士は「200号くらいまで作りたい」と言ってるので、それだけ揃ったら…結構な額になりますね。

でも、ビン博士がずーっと「こういう図鑑を作りたかった」という一番近い物が出来たそうなので、図鑑として考えるのより「芸術品」として考えた方がいいのかも知れません。
図鑑の内容も「レトロ」にこだわって、大正15年頃(と言っていたと思う)に使われていた旧仮名遣いで書いてあります。

今は本が売れなくて、逆に高額なこだわり豪華本をちょっとだけ作って売る…というのも出て来てるとニュースで聞いたので、博士の本、結構いけるんじゃない?と思いました。
こういう本はガラス壜マニアの他にも製本マニアの人も欲しがるのではないかなあ?レトロファンにも受ける気がする…。
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古いもの

昨日、うちに打ち合わせに来た編集者さんに、私の集めてる物を見せました。
誰かに私のコレクションを見せたの、どれくらいぶりだろーう?
コドモが産まれてからそれどころではなくて、しばらくごぶさたしちゃってた私の集めた物たち…。
誰かに見てもらってちょっとうれしそうでした。

そして、お世話になってる編集者さんが昇進されたという、うれしいニュースがありました。
私の周りで今年の春から2人も昇進された編集者さんがいるのってなんだかすごいと思います。
しかも2人とも女性の方です!
素敵ですねー。
私も励みになります。がんばろう!
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ビン博士のボトルライブ

ビン博士のパンフ

びん博士庄司太一

ガラスビンコレクターでボトルシアターの館長である、ビン博士こと庄司太一先生のライブに行って来ました。



ライブは四谷で行われました。会場はお客様でいっぱいであいかわらずビン博士の人気ぶりを感じました。ビン博士の歌を生で聞くのは本当に久しぶりで楽しかったしうれしかったです。以前より歌もお上手(前から上手でしたが)になった気がしました。ビン博士はガラスビンに対する気持ちを歌にしている人なのですが、曲も歌詞もこなれてきておもしろくなってきたなあと感じました。

おみやげに博士のプロマイドを買ってきました。おみくじつきで、(おみくじ付きのプロマイドってユニークですよね)私のおみくじは大吉でした!うれしい。おみくじの文章も「油断するとせっかくの幸がビンとなります。」と書いてあってなんだそりゃ!とつっこみをいれたくなるユニークさ。ビンになって壊れちゃうよっていう意味なのかな?

7月15日(土)〜8月20日(日)まで滋賀県にあるミホミュージアムという所で「和ガラスの心」という展覧会をされるそうです。8月13日(日)にまたビン博士のライブがあるそうです。私はライブの日に行けるかどうかわかりませんが、期間中に一度滋賀県まで行って来ようかなあと思ってます。(かなり遠いけど……)本格的なガラスの展覧会(もちろんビンもあると思うのだけど)になるそうです。興味のある方は是非行ってみて下さいね。

お問い合わせは

bottle@sayanet.com

まで、どうぞ。

細川貂々のHPはこちら http://www.hosoten.com/
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