人の魅力

宝塚歌劇を観ていると、突然輝き出すジェンヌさんがいて驚きます。
そしてその輝きに気づく人は私ひとりではなく、他の人も同じように感じるのです。
「今までそう思わなかったけど、はじめてあの人をカッコいいと思えた」と自分が感じると、他の人も「私も同じ」というふうになるんです。
それってどういうことなんでしょう…?

それが今の研究したい内容です。

本人の自分磨きと運が結びついた時に輝くのかなあ?
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タカラヅカ観劇

たしか私の本の中で「私の趣味は初心者さんをタカラヅカ観劇に誘うこと」と書いたかも知れませんが、「タカラヅカ観たいので連れてってください!」と声をかけてくださった方を宝塚観劇にお連れしてます。

以前は「タカラヅカを観てみたいんです」と言う人には自分から「それなら観劇しませんか?」と声をかけていたんですけど、それだと相手の方がもし社交辞令で言ってるだけだったら断れなくて悪いかなと思うようになったので、「タカラヅカ観たいので一緒に行ってください」という人をお連れするようにしてます。

それで、先日初心者さんをお連れして観劇をしました。
実はこういう時って相手の人とはほとんど面識がない場合が多いんです。
時々会って挨拶する程度の人とか、中にはネットで知り合った人で観劇の時に初対面というケースもありました。

先日の初心者さんは「たった一度ご挨拶をしただけ」の方だったんです。
なので待ち合わせの時に「私の顔がわかるかな?」「相手の人を見つけられるかな?」とドキドキしたんですけど、あちらから見つけてくださいました。

私が「たった一度しか会ってないのによくわかりましたね」と言うと「だって雑誌やテレビによく出てらっしゃるじゃないですか」と…。
よく出てはいないけれど、見ててくださってるのだなあとうれしかったです。

私が「初心者さんを観劇にお連れすること」を趣味だと思うのは、初心者さんて素直に顔や身体や言葉に「感想」が出るので面白いからなのです。
「今まで知らなかった世界を知った人」を目の前で見られるので、そりゃあ面白いわけです。

観劇の前は「一体どんな世界なんだろうワクワク」というのが伝わってきますし、観劇の後は「ああ、ついに知ってしまった」というのが伝わってきます。
その「ワクワク」と「知ってしまった」の感情は本当に人それぞれ違っていて、そういうのを見てるのも楽しいです。

「初心者さんをタカラヅカ観劇にお連れする」の趣味はこれからも続けていきたいので、興味のある方は声をかけてくださいね。
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文楽とタカラヅカ

文楽とタカラヅカにハマってます。
文楽とタカラヅカ…対照的な芸術なような気がします。
文楽好きな人はタカラヅカを観ない気がするし、タカラヅカ好きな人は文楽を観ないような気がします。
(タカラヅカと歌舞伎が好きな人はいるようです)

でも私は両方とも好き。
どうしてこの2つにハマってゆくのか?をこれから考えてみたいなあと思ってます。

もしかして「私も文楽とタカラヅカ両方好きです!」という人、いますでしょうか。
もしいたら、そういう人とお話してみたいです。
両方のどこが好きなのか、どこにハマってゆくのか、聞いてみたいです。
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お友達の息子さん

ウチで使ってるテーブルと椅子を作ってくださった木工作家、片桐武夫さんの息子さんが元タカラジェンヌさんと舞台に出演いたします。
息子さんの名前は片桐レイメイさん。
10カラットボーイズの1人として出演するそうです。
「観に行きたい!」のですが、私はどうしてもムリそうなので、行ける方がいましたら是非観に行ってください。

2014年7月18日(金)〜20日(日)
築地 ブディストホール
全席指定8500円
10カラットレイメイ君
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牧彩子さんの宝塚舞台模型の展示

ヅカ仲間(といっても2回しかお会いした事がないのですが)の牧彩子さんの作った舞台模型が書店さんで展示されるそうです。
細かい所まで紙で作ってあるので是非見に行ってみてください。

以前、大劇場に「ミュージアム」があった時は毎公演の舞台模型を舞台写真を観ながら作って展示していました。なのでミュージアムに入った方は一度は牧さんの模型を見ていると思います。

最近は「スカイステージ」の冊子の一番最後のページに4コマ漫画を描いています。

《模型を展示する店舗》
【関西】
 ・ブックランドサンクス宝塚ソリオ店★
 ・ブックファースト 宝塚店★/阪急西宮ガーデンズ店★
 ・ジュンク堂書店 三宮店/西宮店/梅田ヒルトンプラザ店/大阪本店
 ・MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
 ・紀伊國屋書店 梅田本店★
【関東】
 ・有隣堂 横浜駅西口店
 ・紀伊國屋書店 新宿本店
 ・ブックファースト 新宿店
 ・丸善 丸の内本店
 ・八重洲ブックセンター 日比谷シャンテ店★
 ・リブロ 池袋本店

《展示期間》4月17日頃〜5月初旬
  (店舗により異なります。また、★印は既に開催中です)

5組×3点ずつ、合計15個の模型が様々な書店に飾られるそうです。
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タカラヅカファンスペシャル

宝塚大劇場にあるプチミュージアムで宝塚歌劇の舞台模型を作ってらっしゃる牧彩子さんから、タカラヅカファンスペシャルのお知らせが届きました。
宝塚歌劇ファンのみなさん、みんなで楽しく宝塚歌劇についておしゃべりしまょう!というイベントです。
スペシャルゲストに今年退団された元専科の未沙のえるさんがいらっしゃるそうです。
未沙さんはとってもおしゃべりが楽しい方です。牧さんもお話が上手なので笑いの絶えない時間になる事間違い無しです。
興味のある方、是非遊びに行ってみて下さい。

そして、どなたか行かれた方は是非感想を聞きたいです…。
(ああ、行けたら行きたかった…。)

『タカラヅカファンスペシャル2012~我が愛はお台場の彼方に~』
2012年12月21日(金)
東京カルチャーカルチャー
開場18時30分 開演19時30分
終演21時30分(予定)
前売り券2500円 当日券3000円
イープラス(e+)にて発売中

タカファン2012
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元ジェンヌさんのツイッター

私と同じくらいにツイッターをはじめたヅカ友兼イグ友さんがいます。
彼女が誰をフォローしてるのかなあと見に行ったら…宝塚歌劇団を卒業したOGさんの情報ツイッターを見つけました。
そしてOG情報ツイッターを見に行ったら…いっぱい知ってる名前があって、ドキドキしました。

むかーし、「歌劇」という雑誌に「ねたみパンダ」を書いてくれたジェンヌさんがいて、その人も今は退団してるのでツイッターをやっていました。
「一度お礼がしたい」と思っていてそのままになっていたのですが…ツイッターを通してお礼を言ってみようかな?
いやーでも本人はもう、そんな遠い昔の事なんか覚えてないだろうなあ…。

あと、ツレが好きでその人が出てくると「あ、○○さんだ!」と騒いでいたOGさんもツイッターをやってました。
ずっと「夢の国」の中の住人だと思っていた人の「生の声」が読めるのはすごいことだなあって、ひとりでワクワクしちゃいました。
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記憶が混乱

「ツレがうつになりまして。」「その後のツレがうつになりまして。」重版になりました。
ありがとうございます!

昨日、久しぶりに観劇したと書きましたが…、観劇中、記憶が混乱しました。
昨日見た作品は5年ぶりの再演もので、私は5年前、当時のトップさんにすごく入れ込んでいて、バカがつくほど熱を上げていました。あんまり真剣だったので先輩ヅカファンから「入れ込みすぎると身を滅ぼすからほどほどにしとき」と叱られたくらいです。

なので、この公演は何度も何度も見ました。
なので、最初から最後まで曲もセリフも歌も覚えているくらいです。

昨日見た公演はトップさんは違う人だし、演じてる人達も違うし、でも、私の頭の中ではどうしても5年前の公演の風景がよみがえってきて、声まで聞こえて来てしまうんですけど、昨日のは全然違うし…頭の中がごちゃごちゃになりながら観劇してしまいました。

あんまり思い入れが強いと…こうなっちゃうのでしょうか。

最後のショーの部分が全然違う作りだったのでやっと、冷静に見られました。
なんだか…不思議な体験したなあって気持ちです。
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息抜き

久ーしぶりに観劇に行ってきました。
舞台は広いのでいろんな人を見る事に集中すると日頃のストレスを忘れられます。
ああ、スッキリした。

ところで、私の心の栄養の素になってくれてるジェンヌさんの主演公演の発表がありました。
主演…チラシには大きく写真が載り、もちろんポスターも真ん中にデーンと映るのだろうし、舞台では出番が多いし、たくさん歌ったり踊ったりしてくれるし、終演後の挨拶もしてくれるんだ…。

今からすごくすごく楽しみなのです。
そして、ワクワクしています。
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私はタカラヅカ好き

昨日書いた内容…もしかしたら「タカラヅカをバカにしてる」と思われたらイヤなのできちんと書きます。

「私はタカラヅカが大好きです!」

真面目に大好きです。
昨日見た作品は非常に破綻していましたが、破綻しているところを面白いと思える私がいます。
いろんなこと、みんなひっくるめてタカラヅカが好きなのです。

でも、人に説明する時にこういう気持ちをうまく説明できないので、難しいなあと思います。
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きっかけはこんなもの?

今日はお友達とタカラヅカ観劇の予定でした。
でもお友達が急に行けなくなったので、いろんな人に「行きませんか?」と電話をかけたけど、急すぎてみんなダメ…。
「それじゃ、ひとりで行くか」と決意したら「ボク…行こうかな」とツレの声。
「えええっ!行くの?大丈夫なの?」

ツレは病気をしてから人の集まる所に行くのが怖くなり、劇場やコンサートホールにも行っていないのです。

「うん、だってさ、今日の公演、10年に一度の駄作って言われてるんでしょ?良作ですよ!って言われたら見るのに構えちゃうけど、先に駄作だって聞いてたら気楽に見られそうだから」

ううううーん、そうか、理由として正しいのかどうかわからないけど、とにかく劇場に行ってみたいと思えたというのはすごい進歩だ。

ということで、二人で観劇してきました。

ツレの感想は「話が展開するごとに、あれ?じゃさっきのは何だったの?っていう破綻した話だったねえ…でも、あのようなキテレツな内容でも熱演するジェンヌさんはえらいよ。楽しかった」とのこと。

とにかく、楽しんでくれたのなら良かった。
そんなわけで、ツレはもう劇場とかコンサートホールも大丈夫になってきたようです。
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行ってきました

昨日は朝8時10分の新幹線で大阪に行って来ました。着いたらすぐに観劇して、終わったらすぐに新幹線で帰ってくるというハードな1日。(ちなみに帰りは18時54分東京着の新幹線)
ツイッターで朝出かける時のことなどはつぶやいたのですが、富士山の後あたりから新幹線に酔ってしまい、その後は帰ってくるまで体調管理に必死な1日でした。

昨日のメインのイベント、星組公演「ロミオとジュリエット」
私、事前に内容をヅカ友にコピーしてもらったのですが、読むのをすっかり忘れて…、結局内容を良く知らないままの観劇となりました。

今までフランス語で聞いていた歌詞はこんなことを歌っていたのか!
大公がすごくかっこよいノリノリの曲で歌っていたことは「状況説明」だったり、お母さん達が歌っていた歌は「憎しみ」の歌だったり…。ロミオが悲しそうに歌っていた曲は「怖いー」って歌っていたのか!
そんなことにいちいち感動してました。

私の頭の中で想像していたお話とはちょっと違ったので、その違いにもびっくり。
そしてロミオとジュリエットが死んだ後、両家が仲良くなるところではウルウルしてしまいました。
大阪までがんばって観に行ってよかった。生でこの舞台を観る事ができて幸せでした。

あと、うちの息子が「鉄道好き」になったので、私もちょっとずつ鉄道のことに詳しくなってきたのですが、昨日乗った新幹線は息子の好きなN700系だったので私はワクワク。
これが私の乗った新幹線です
N700系

いつもプラレールのカタログでしか新幹線を見てなかったので「本物だよ!」とひとりではしゃいでました。
いつか、息子も乗せてあげたいです。
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久しぶりに

今日は、月組公演「スカーレット・ピンパーネル」を観て来ました。
ホントに久しぶりにうっとりできるジェンヌさんに出会ってしまいました!
今も心は踊っています。
今度、劇場に行ったらグッズを買ってしまうかも。
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虞美人

昨日は宝塚歌劇 花組公演「虞美人」の千秋楽でした。
この公演は娘役トップの桜乃彩音さんのサヨナラ公演です。

タイトルロールの虞美人を演じる彩音ちゃんは、今までで一番美しく華やかでした。
彩音ちゃんがトップになった時から宝塚を見始めたので、私のヅカ歴と彩音ちゃんのトップ歴と同じ年数なんだねえ。

次のトップ娘役の蘭乃はなちゃんは下級生時代からずっと好きだった娘役さんだったので、トップになれてうれしいです。

ところでこの「虞美人」は中国の有名なお話らしいのですが、私は全然知らなくて改めて自分の無知さを知りました。
ヅカ友には「虞美人て教科書にも出て来たじゃない」って言われたけど覚えてない…(勉強は嫌いだったし)

「四面楚歌」の由来もこの公演ではじめて知りました。

何より登場人物のひとり「桃娘」のことを「ももむすめ」と読んでいました。
「トウジョウ」と読むのだそうです。

少し中国の歴史を勉強しようと思って、昨日は宝塚歌劇グッズのお店「キャトル・レーヴ」で本を買ってきたのでした。
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アサコン

宝塚歌劇団 元月組トップスター 瀬奈じゅんさんの退団後初コンサートに行って来ました。
アサコさん(瀬奈じゅんさんの愛称)の姿を舞台で見るのは、去年の年末にやったサヨナラ公演以来、約4ヶ月ぶりです。

私が今まで知ってるOGさんの退団後初コンサートって「男役から女に戻った私を見て!」というタイプが多く、いきなりドレス姿やワンピース姿(しかも似合ってない)などを見せられて激しくがっかりさせられる場所でした。

でも、今回のアサコさんは「男性でもない、女性でもない、感じ」で決めて来たので、今までのようなショックを受ける事もなく「あ、アサコさんだ。」と普通に楽しく観られました。
そしてますますアサコさんが好きになり、次のアサコさんのお仕事、帝劇で行われる「エリザベート」が楽しみになりました。

そして昨日は「アサコファンのオフ会」に参加しました。
みーんなアサコさんと宝塚歌劇が好きな人達ばかりの集まりです。
やーー、世の中ってこんなにおもしろい人がいるのかーー!とびっくりしました。

骨董品のコレクターさんの集まりに行った時も同じ事を感じましたが、自分のすべてをかけて好きになれるものがあるという人は強いですね。そして、見ていてとってもおもしろい。
好きになる理由も人それぞれ違いますし、好きだっていう思いの伝え方も人それぞれ…、話を聞いてるだけで楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。

今回のことで思ったのは「外に出ていろんな人に会う事はおもしろいなあ」ということです。
世の中って想像もつかないことをするおもしろい人、たくさんいるんですねえ。
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初対面の人とお茶を飲む

宝塚歌劇 星組全国ツアー公演の初日に行ってきました。
お隣の市川市での公演です。

一緒に観劇するヅカ友は「入り待ち」をするので朝早くに市川文化会館に行ってました。
私は後から行ったのですが、行ってみるとヅカ友は「さきほど知り合った」というヅカファンの人と一緒でした。
で、せっかくだからと3人でお茶しました。

宝塚歌劇を見るようになって、結構、その場で知り合ったヅカファンとお茶を飲む事が多いです。

名前とかもよく知らないけど、同じヅカファンというだけでお茶飲んでおしゃべりできるのは、すごいことだなあといつも思います。

今日はこれからお仕事しまーす
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相棒

宝塚歌劇団 花組公演「相棒」を見てきました。
今、テレビ朝日で放送中のドラマ「相棒」の舞台版です。

私はテレビドラマの「相棒」を見たことがないのでわかりませんが、登場人物はテレビの人にそっくりだったのだと思います。(たぶんドラマを見てる人ならわかるのでしょう)
それぞれのキャラはどの人も個性的で、どのシーンでもうまく使われていて全体的にはおもしろくまとまっていた感じがします。が、内容はとってもお粗末。
「え?なにそれ、無理矢理じゃない?」の連続。
ええ、そうです。宝塚の舞台の半数以上は見ていて「え?何それ」という舞台ばかりです。
今回も思いっきりそういう舞台でした。

今回見た中で一番良かったシーンは最後の主役3人が踊る所…かな。
桜乃彩音さんはブリブリのピンクの衣装を着ているときより、かっこいい白黒の衣装を着ているときの方が似合っていて好きです。
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アイーダ

今年の3月に宝塚歌劇団を卒業した安蘭けいさんの女優デビュー作「アイーダ」を観てきました。
内容は5年くらい前に宝塚歌劇で上演された「王家に捧ぐ歌」とほぼ同じ。
この時に、安蘭さんはアイーダ役を演じたのでした。

あのときの主役は「ラダメス」だったけど、今回は「アイーダ」。
一体どんな舞台になるのだろうと思ってわくわくして行ったのですが……。

「トウコさん(安蘭けいさん)変わらない歌声すてき」
「伊礼君のラダメスかっこいい!」
「ANZAさんのアムネリスもかわいくてかっこいい」

「でも、ヅカ版の方がよかった気がする。どうして?」

最初に宝塚版を観ていて知っていて、そして宝塚版の配役が内容にとてもぴったりはまっていたので、どうしても比べてしまいます。
あと、舞台が狭くて動きが少ないので全体的に単調で退屈してしまうところも…。

宝塚版で舞台やセットがぐるぐる回って上がったり下がったりしてギラギラの衣装で、舞台上にたーくさんの人が出てきて踊ったり歌ったり……というのを観てるので、「あれ?こんな眠くなっちゃうっけ?」という印象。

見終わって友達と
「なんか……微妙だよね」「うん、微妙」
「感動とか楽しかったとか、つまらなかったとか、何も感想が言えない感じ」

もしかして私たち、先入観があってこんな感想になってしまったのなら「もったいなーい」という気がしたのでした。
ヅカ版を知らないで観た人の感想も聞いてみたいです。

でも、安蘭けいさんの女優デビュー作という点では成功したのだと思います。
安蘭けいさんのイメージ「かっこよくて美しい歌の上手な人」というのは保たれた気がする。
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マルグリット

おととし宝塚歌劇団を退団した春野寿美礼さんのミュージカル女優としてのデビュー作「マルグリット」を見てきました。

あちこちで前評判を聞いていてあまり良くなかったのと、テレビのワイドショーでキスシーンばかり取り上げていたのを見て、すっごく不安な気持ちで見に行きました。

女優のスミレさんは、わりとすんなり受け止められました。タカラヅカにいた時からスミレさんはどちらかというと女性的な印象だったので大丈夫だったのかも。
キスシーンもわりと大丈夫でした。冷静に受け止められました。

でも……キスシーン多すぎ。スミレさんは一体どれだけキスしたんでしょう?
途中で「いいかげんにしなさい」と相手役のマリオ君の間に割り込みたい気持ちでした。

一緒に見ていたヅカファンも「もしも私の好きなジェンヌさんがこれだけキスシーンしたらやっぱりいやかも」と言ってました。

スミレさんのソプラノの声は素敵でした。

が、内容がとてもつらかったです。
ナチスドイツに占領されたパリでのお話なので、いろいろ暗いシーンがあったりして(拷問とか集団リンチとか)そーゆーのが生生しすぎて私にはつらかったです。
舞台もずっと薄暗いし、見ていて暗い気持ちになってしまう。
そして最後はあまりにつらすぎて号泣してしまいました。
だってマルグリットはみんなにリンチにあって殴り殺されてしまうのです。
そんな終わり方って……。

一緒に観劇していたヅカファンが一言「二度見るのはきついお芝居かもね」

私……もう一回見る予定なんですけど。
もうちょっと救われるようなほっとする楽しいシーンがあると良かったんだけどなあ。

二回目には違う発見があることを期待してまた見に行きます。
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カラマーゾフの兄弟

赤坂ACTシアターで行われている宝塚歌劇雪組公演「カラマーゾフの兄弟」を観てきました。
ロシア文学ということで「堅苦しそうな内容かな?」と思って見に行ったのですが、私としては横溝正史っぽいかな?と感じたので結構好きな作品でした。
出来ればもう一回観たい!無理だけど……。

宝塚にしては(ごめんなさい)お芝居の作り方が上手であきさせないし、一幕を見終わって「早く二幕が観たい。続きが知りたい」と思ったのは初めてかも。

最後はたたみかけるように「え?そうなの?」の連続で衝撃的な結末に胸のドキドキがずっと止まりませんでした。そして、人間ってイヤな生き物だなあ、でも悪いことに気づいて立ち直れるところが人間の良いところなのかも……などいろいろ考えました。

真剣に人間について考えていたら……宝塚お得意の「ショー」がはじまり、さっきまで人間の苦悩を演じていた人たちが満面の笑みを浮かべ「ロシア民謡」のメドレーを歌い始めるのです……。せっかく!せっかくさっきまでのお芝居の空気にひたっていたのに、いきなりそんなことされても気持ちがついていかない!

確かにショーは楽しいので好きですが、お芝居の内容を考えてつけて欲しい。それともつらいお話だったからお客様に気分を明るくして帰ってもらおうとショーをつけたのかな?
やーでも、やっぱり今回はいらなかったかも。
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愛と青春の宝塚

新宿コマ劇場に「愛と青春の宝塚」を見に行ってきました。

このお芝居は戦時中の宝塚歌劇の様子を描いた作品です。戦争中、タカラジェンヌさん達は「宝塚歌劇は今の日本に不要な物」として劇場を閉鎖されちゃったり、戦地に行った兵隊さんを励ましに満州に慰問に行ったり、いろいろ大変だったのです。でも、タカラジェンヌさんたちは負けずにいつも明るく歌って踊るのでした。

最後、戦争が終わって焼け野原で「私たちにできることをやろう!」とタカラジェンヌさんたちがもんぺ姿で歌って踊り出した時に涙が出て止まらなくなりました。

私が宝塚歌劇を見はじめた頃、どうしてこういうのにはまってしまったのか?自分でわけがわからなかったのですが、このシーンを見てなんとなくわかった気がしました。

宝塚歌劇はいつもどんな時でも励ましてくれてるのです。宝塚歌劇を見ると素直に元気をもらえるし、生徒さん達ががんばってる様子を見て自分もがんばろうって気持ちになるのです。
私はこれからもずっと宝塚歌劇を応援して行こうと心に誓いました。

この公演でタカラジェンヌさんを演じているのは宝塚歌劇団のOGの方たちばかりなのですが、久しぶりに見た顔があったりして懐かしかったです。
あ、あの子は元気なんだな、あの子は辞めた後の方がステキかも……そういう所を見るのも楽しかったです。

新宿コマ劇場は今月末で終了するということなので、記念に写真を撮ってきました。
今日の公演時間の予定看板です。
4時5分に終わると書いてありますが実際は4時45分でした。
千秋楽だったからしょうがないのかな?
新宿コマ看板
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大和さんの声

昨日、お仕事で銀座に行きました。
銀座4丁目の交差点で信号待ちしていると、聞いたことのある声が……。
見上げると、巨大スクリーンに宙組の大和悠河さんが映ってるではありませんか!
今、東京宝塚劇場で公演している「パラダイス プリンス」の宣伝映像でした。

こんなところで大和さんが見られて、そして大和さんの歌声が聞けるとは……。

多くのヅカファンが同じ思いなのかも知れませんが、劇場以外で宝塚の映像を見たりすると、まわりの反応を気にしてしまいます。
4丁目交差点で信号待ちをしている人のどれだけが大和悠河さんを知ってるかわかりませんが、誰かが「あ、大和さん」なんて言ったりしたらとってもうれしかったりするなあ。
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ああベルバラ

ふー。
お仕事してる時はいつもテレビがついてます。
私の部屋で流れている放送局はただひとつ「タカラヅカ専門チャンネル スカイステージ」

ここのところ毎日「役代わり公演ベルサイユのバラ」をやってます。
昨日は「オスカル編」今日は「フェルゼン編」
演じるジェンヌさんが変わるだけで毎日これが交互に流れてます。

「シトワイヤン 彼の死を無駄にしては行けない」「まずはバスティーユを攻撃だ」「シトワイヤン 行こーーーーう!」

このフランス革命のシーンは「オスカル編」にも「フェルゼン編」にも必ず出てきます。

毎日聞いていたらセリフを覚えてしまいました。
あああ、今日は最後にマリーアントワネットの所にメルシー伯爵が来て思い出の「ステファン人形」を返してくれるのか。そしてフェルゼンが「王妃様」とささやきながら独房に入ってくる……。

毎日ベルバラか……。
これはいつまで続くのだろう。
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マイ・ハート

昨年12月に宝塚歌劇を卒業した春野寿美礼さんのファーストコンサートに行ってきました。
コンサートのタイトルは「マイ・ハート」
プログラムは水色の箱の表紙になってます。箱の中にはスミレさんのハートが入ってるんだそうです。
マイ・ハート

約9ヶ月ぶりに見るスミレさんの姿。スミレさんの歌声……。
タカラヅカの男役の春野寿美礼さんしか知らない私にどんな風にうつるのだろうと不安と期待でいっぱいでした。
コンサートの感想は……
私なりに感じた事や消化できない思いはたくさんあるのですが、今は女性シンガーとしての第一歩を踏み出したスミレさんの今後を見守っていきたいと思いました。

そしてスミレさんも新しい道を歩き出したのだから、私も新たな自分を見つけて行きたいと思います。
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さよならスミレさん

今日、花組トップスターの春野寿美礼さんが宝塚を退団されます。

宝塚大劇場の方の「サヨナラショー」は見に行きましたが、東京宝塚劇場の方はチケット入手困難で絶対に無理だと思ったので最初から行くのはあきらめていました。
それでも東京公演は2公演分、お友達がチケットを取ってくれたのでなんとか見に行くことが出来ました。

東京公演の1回目の観劇の時は「まだあと1回見られるし」と思って余裕で見てました。
でも、2回目の観劇の時は「これが最後……」と思ったら、お芝居の最後で泣きそうになってしまいました。そしてショーの方は……最後は号泣でした。あまりに私が泣くので一緒に見に行ったお友達ももらい泣きしてしまったほどです。

お友達に「そんなに泣くなんてよっぽど好きだったんだねえ」と言われました。
うーん、そうですねえ……。最初は「なんで好きになったのかわからなかった」のですが、とにかく好きになっちゃったんですね。

舞台に立ってる姿を見てるだけで「うっとり」と「シアワセ」な気持ちになれた人は初めてだったのです。

スミレさんにはまって、いろんな経験をしました。
スミレさんの出る公演をおっかけて大阪に日帰りで行ったこと、名古屋と宝塚は一人旅で行きました。一人で新幹線に乗ったのも、ホテルに泊まったのも初めてでした。

そして何より「劇場」が苦手な私がスミレさんを見るために何度も劇場に通ったことがすごかったことかなあ?
私は大勢の人がひとつの場所で静かに何かを見てるのが苦手で(まわりの人に気を使って緊張しすぎて体調を崩すのです)映画館も行けないのですが、でも、がんばってスミレさんのために体調を崩しながらも劇場に行きました。
今となってはみんな良い思い出です……。

スミレさんと出会って2年ほどでしたが、真剣に夢中になれることが出来て楽しかったです。
本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
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スミレさんファンの方へ

スミレさんのサヨナラ公演を観に宝塚まで行ったことをここに書きましたら、スミレさんファンの方からメールを頂きました。
なので、ちょこっとその方に向けて。

29日、千秋楽の楽屋入りの様子です↓

楽屋入り

ものすごーーーい人だったので、私は何も見えなかったのですが、一緒に行った友達が身長が高かったのでカメラを上の方に持ち上げて撮ってくれた写真です。
背筋をのばして立っている真っ白な洋服の人がスミレさんです。(わかるかなあ?)

29日には帰ってこなくてはいけなかったので最後のパレードまでは見られませんでした。
でも、最後の日の楽屋入りに立ち会えることが出来て幸せでした。
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さよなら宝塚

春野寿美礼さんのサヨナラ公演を観るために兵庫県の宝塚大劇場に行って来ました。
今日、スミレさんは宝塚大劇場を卒業します。

スミレさんを好きになって1年と10ヶ月……。その間に何度新幹線に乗り兵庫県の宝塚市まで行ったでしょうか……。
宝塚は私にとってすごく想い出のある土地になりました。

ひとりで行ったこともあるし、ヅカ友とふたりで行ったこともあるし、いろーんなことがあって、いろーんな気持ちになった場所です。

スミレさんが卒業したので、もうよほどのことがない限りは行かない場所だと思います。

宝塚大劇場でのスミレさんとのお別れをしっかりして帰ってきました。もう思い残すことはありません。

あとは来月からはじまる東京宝塚劇場での公演でのお別れをしっかりしようと思います。
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たったあれだけを見るために

今日の世界陸上の開会式で私の好きな春野寿美礼さんが「君が代」を歌う!という情報を知って、ずっと開会式を見てました。

一体一体いつ出てくるの?
まったく、何回CMやるの?
CMの間に歌ったりしてないでしょうねえ。

いつまでたっても君が代にならないのでだんだんストレスがたまってきました。そしてやっとスミレさんがタカラヅカの正装、緑の袴スタイルで登場しました。

ああ、やっと出てきた!
ああ、歌ってる
もう、終わり……?

本当に一瞬でした。

たった一瞬のあの一場面を見るために3時半からTBSを見続けた私です。
だって番組表には3時半から開会式、と書いてあったので、すぐやるかと思ったんです。
ちゃんと開会式を何時からやるのか調べてからテレビをつければよかったですね。

その後、雪組の水夏希さん率いるユニット5人組が出てきて、「あ、ミズだ!ユミコだ!キムだ!」と叫んでいる私……。
舞台じゃないところでタカラジェンヌさんを見ると、お客さんの反応はどうなんだろう?とハラハラしてしまう私です……。

とにかくタカラジェンヌのみなさま、お疲れさまでした。
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ああ、タカラヅカ

毎日暑くて体調ボロボロの生活です。
うちはイグアナを飼ってるのでエアコンは基本的に冬しか使いません。
夏は扇風機と冷凍庫で凍らせて首にまくタオル?みたいなので過ごしているのですが、先週37度になった時には辛抱できずに冷房を入れました。
基本設定温度を30度にしてましたが、ふだん冷房になれていないのでなんとなく冷えちゃって……ツレとふたりでお腹をこわしました。
まだ残暑が続くそうなので体調管理が難しいです……。

ところで、先週土曜日に今年で退団するタカラヅカトップの春野寿美礼さんの公演の前売り発売があったのです。当然と言いますか、チケットは取れずがっかりしてヤフオクを見てみたのですが、ものすごーーーくたくさんのチケットが出品されていてびっくり!
みなさんヤフオクで売るためにチケット取ってるのでしょうか……?

サヨナラショーのある、前楽と千秋楽をチェックしてみたのですが、あれよあれよという間に10万円超えてまたまたびっくり(通常S席が7,500円です)
タカラヅカ友の会の抽選で当たらない限り、サヨナラショーを見ることは無理そうだなあと思いました。

長年のファンの方はサヨナラショーのチケットを手に入れるために「サヨナラショー貯金」というのをしていると聞きます。でも10万円も出すことは出来ないなあ。ああでも、最初で最後のサヨナラショーではあるんですよね……。
奇蹟が起こって東宝の友の会抽選が当たらないかなあ。
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スミレさんの退団発表

今日、春野寿美礼さんの退団発表がありました。
ずっとずっと覚悟はしていたのだけど、(黒蜥蜴の千秋楽後から毎日ドキドキだった)でも、やっぱりショックで号泣してしまいました。

春野寿美礼さんに出会わなかったらこんなに宝塚歌劇にはまってなかったと思います。

でも、正直言って少しほっとしてます。寿美礼さんにはまりまくって少々疲れてしまってました。あと半年くらいの間ですが、しっかり応援していきたいと思います。

ところで、昨日から寝込んでます。
テレビの取材が終わって疲れがドッと出たようです。
ホントに疲れやすく風邪をひきやすくなってしまって困ります……。

そんなわけで、4月からやってるお仕事が全然進んでいませんが、がんばって今月中には仕上げますのでもう少しお待ち下さいね(某編集者さまへ)
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黒蜥蜴 千秋楽

宝塚歌劇 花組公演「明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴 TUXEDO JAZZ」が本日千秋楽を迎えました。この作品をはじめて観たのが宝塚の大劇場で3月10日だったので、あれからもう2ヶ月たつのですねえ。

この演目はとても好みの分かれる演目だし、原作と内容が違って宝塚らしい(?)衝撃の結末を迎えるので、感想は千秋楽が来てから書こうと思っていました。

まず、内容は「え?どうして」「え?なんで」の連続、そして展開も早いので最初は話の筋を理解していくのが大変でした。そしてやっぱりなんとなくつじつまが合ってないし、「なんだこりゃ?」というのが正直な感想でした。
あと、セリフが聞いててムズがゆくなるセリフが多くて……(^_^; 
「まだ男も知らないのよ」「私をあげる」などなど……
何度か聞いていて気が遠くなりそうになるセリフがありました。

でも、私にとっては大好きな演目でした。
内容はともかく、私には「ツボ」なシーンが多かったからです。
スミレさんの演じる明智はかっこいいし、娘役トップの桜乃彩音ちゃん演じる黒蜥蜴がとても美しい!このふたりを観るだけでも「また行きたい」と思う演目でした。
それから変な舞台セットも「ツボ」でした。

あと、ショーの方も楽しくて大好きでした。
スミレさんの歌は聴いてるとやっぱりうっとりしてしまいました。

今日、千秋楽を迎えて公演が終わったので、これでまたしばらく落ち着いた生活を取り戻すことが出来ます。
この公演の期間はひどい風邪をひいたり、テレビに出たり、本も出たし、……いろーんなことがありました。次の公演まで貯金したり体力つけたりがんばります。
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初めてのタカラヅカ

昨日、「初めてタカラヅカを観る」というお友達と宝塚観劇をしました。

初めての東京宝塚大劇場に興奮気味のお友達。さっそく入り口のところで記念撮影です。
中に入ってロビーの所でも記念撮影。お友達にとってはすべてが新鮮で「日本じゃないみたい」を連発してました。うん、そうね、なんとなく外とは空気が違うものね(^_^; 

劇場内に入って、「2階の一番後ろの席からは舞台がこんな感じに観えるんだよ。そして立ち見の人は2階の一番後ろの席のその後ろに立って観るんだよ」と教えると「すごい、客席がものすごく急斜面なんだね!なんだか1階にダイブしたくなるね!」
ううーむ、なるほど、確かに2階席で時々くらっとすることあるなあ。

今度は1階の一番前まで連れていって「舞台から曲線になって前に突き出てる道のことを銀の橋と書いてぎんきょうと言うんだよ。ここまでタカラジェンヌさんが出て来て歌ったり踊ったりするよ。銀橋と舞台の間のぽかっとあいたところにオーケストラがいるんだよ」と説明しました。
「でも、こんな細い道で踊ったりしたら落っこちないの?」
「うん、たいていは大丈夫だよ。みなさん訓練してるから」
私も最初あの道を見たとき「落っこちないのかなあ」って心配になったよなあ……。

あと、トップさんが出てきたら拍手する……とかそういうことを説明すると「拍手のタイミングが決まってるなんて歌舞伎と一緒だね」と言ってました。確かにこの間初めて歌舞伎を見に行ったとき、拍手のところが「あ、タカラヅカみたい」って思ったなあ。

こんな感じでお友達はひとつひとつのことに驚いてくれたので、私も初々しく宝塚観劇が出来たのでした。
でもやっぱりお友達はタカラジェンヌさんが誰が誰だか区別はつかなかったようです。
私も最初はそうだったのでこればっかりは仕方がないのかもね。 
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富士山!

土日で関西に行って来ました。行きは曇っていて富士山が見えなかったのですが、帰りはばっちり新幹線から富士山が見えました。頂上の辺りの雪が風で飛んでます。

富士山だ

今回も一人旅でした。ひとりで出かけるのは3回目なのでもうずいぶん慣れましたが、やはり緊張します。あと、ひとりだと誰とも話さないので気が付くと全然声を出していないんですね。ホテルでチェックインの時「あ、こっちに来てはじめてしゃべった」と気づきびっくりしました。

行き先は兵庫の宝塚です。もうこれで4回目なので道もわかるし、どこに何があるかもばっちりです。目的は宝塚歌劇の観劇なので観劇したらすぐに帰ってきます。うちから宝塚まで片道5時間かかるので日帰りはとても無理なので宿泊します。

宝塚市は山があって海があって温泉もあり、すごくのんびりできる所です。でも……もう少し近かったらなあ……。
宿泊費と交通費で宝塚観劇が5回は出来そうだ、ということに気が付いたので、もうわざわざ宝塚まで行かないかも……。でもまだ「宝塚熱病」にうなされてるから何度か行ってしまうのかなあ……。
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お披露目がサヨナラ

今年初めての「タカラヅカ観劇」をしてきました。
宙組公演「維新回天 竜馬伝」です。この公演は貴城けいさん、紫城るいさんトップお披露目公演であり、サヨナラ公演です。
実はこの公演は見に行く予定はありませんでした。
貴城けいさんの出ている作品をCS放送でも見たことがなく、どんな人が知らなかったからです。

でも、去年の年末に週刊誌に1作トップで退団することについて、いろいろ記事を書かれたりしているのを見たりしてヅカ友が「貴城けいさんも一度くらい見に行ってみようよ」と言い出し、私も「そうだよね、たった一度の公演なんだものね」と思い始め……急遽見に行くことになりました。

貴城けいさん…とてもきれいな人でした。立っているだけで華やかできれい…。それがすべての印象かな。でもきれいだってことはものすごい特技だからそれはそれでいいんじゃないでしようか。

タカラヅカは表面の美しさの裏側にいろーんないろーんな見えないことがあるらしく、私はそういう裏側のことも含めて「おもしろい世界だなあ」と思って見てます。
裏側を隠せば隠すほど表面は美しくなっていくのかなあ、と思って見てます。

なかなか裏側のことはこうこう所には書けませんが、知れば知るほどおもしろいです。
今年はタカラヅカを更に深く追求していきたいなあって思います。
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堕天使の涙

宝塚雪組のトップスター、朝海ひかるさんはダンスが上手いらしい。
娘役トップの舞風りらさんもダンスが上手いらしい。
でも前回見た雪組公演は「ベルサイユのばら」で、ダンスシーンらしい所はあんまりなく、おふたりの魅力がいまいちわかりませんでした。そしたらおふたりとも「ベルサイユのばら」が終わった後、退団発表をなさりまして……「これは絶対次の公演を見ておかなければ」と心に誓ったのでした。

で、今日見てきました。「堕天使の涙」と「タランテラ」です。
この公演はダンスシーン満載!おふたりともとってもとってもかっこよくてステキでした。
回転するときとか「くるっくるっ」て回って、本当に背中に羽根があるみたい。

この間見た湖月わたるさんのダンスは力わざといいますか、「力で勝負!」という感じで男らしかったのですが、朝海ひかるさんは指先までうっとりするほどきれいで繊細なダンスでした。

「堕天使の涙」の内容ですが、堕天使ルシファーが人間界におりてきて人間のイヤなところを見て「ほーらやっぱり人間なんてイヤな生き物だ」って思ってると、とてもとても不幸なんだけどとてもとても心のきれいな娘が現れて……というような、先はなんとなく読めちゃうお話。
でも、先が読めちゃうし、セリフですら「次は絶対こういうに違いない!」とわかってしまうのに、泣いてしまいました……(^_^; 
おきまりのパターンというか、そういうのに案外弱いんですね私。

特にとてもとても不幸な娘が「私は全てを受け入れる」なんて言ったときはポロポロ泣いてしまいました。こんなにこんなに不幸なのにちゃんと全てを受け入れるんだね、偉いねえ……と。

けっこう周りの人も激しく泣いていたので恥ずかしくなくてよかったです。みんなハンカチがかかせない状況でした。(あ、でも一緒に行ったお友達は平静で見てましたけど)

ショーの「タランテラ」の方は次から次から展開する場面になかなかついていけず、気が付いたら「あれ?終わり?」と言う感じでした。内容が盛りだくさんすぎちゃって息継ぎするヒマがなかったかなあ。

今年はこれで宝塚観劇は最後です。思えば1月10日、「宝塚見に行きませんか?」と編集者さんに誘われて花組公演を見に行ったのが最初でした。
2階の一番後ろから2番目の席で舞台の上に立ってる人は小さくて全然誰が誰だかわからなかったのですが、春野寿美礼さんの歌に感動してしまって(それこそ、うるうるの瞳になってしまいました)すぐに友の会に入って、CSのスカイステージに入って、兵庫の宝塚まで泊まりがけで観劇に行って……ついに寿美礼さんのファンクラブにも入ってしまいました。
この1年の間に宙組、星組、雪組と3回「サヨナラ公演」がありました。せっかく「誰がどこの組のトップさん」ということを覚えたのにすぐにサヨナラで寂しかったのでサヨナラ公演は全部行きました。

こうして振り返るとほぼ毎月、宝塚観劇してるようです。ある意味幸せなことですね。

ツレは「人生のうちで一度くらいそういう時期があってもいいんじゃないか」と言ってくれています。本当に良いツレアイに恵まれているなあって思います。
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今年最後のうっとり

宝塚歌劇花組全国ツアー公演「うたかたの恋」を見に名古屋にひとりで行って来ました。
夏に兵庫の宝塚に一人旅をした時緊張しすぎて疲れたのでもうひとりでどこかに行くのはこりごり、と思っていたのですが、春野寿美礼さんは私がこりごりだと思っていたことをさせてしまうだけの人……なんですね……。

名古屋市民会館というところで公演は行われました。

名古屋市民会館

「うたかたの恋」……内容はステキな皇太子様と純粋な娘の悲しくてせつないラブロマンスというところでしょうか……。最後の悲しい場面では涙を流している方もちらほらとおられました。が、私は……正直言って……「ああ、なんだか見ていてはずかしい」の連続でどちからというと引いてしまいました。

スミレさんの皇太子姿は確かにステキ!うっとりしちゃう。彩音ちゃんのマリーも純粋でとってもかわいい!でも内容が……はずかしい!
うーん、私は何故うたかたの恋でうっとりできないのか?真剣に悩みました。なんでなんだろ?純粋なラブストーリーがダメなのかな?ともかく見ていて眉間にしわがよることがたびたび……(^_^; 

レビューの方はスミレさんのかっこよさステキさ全開でかなりうっとりさせて頂きました。
今年はこれでスミレさんの公演を見に行くのが最後です。
次は来年の2月までうっとりできなくて寂しいです!

泊まったホテルの窓から見えた景色です。名古屋って都会でびっくりしました。

窓

行くときの新幹線の窓からきれいな富士山が見えました。

富士山
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愛するには短すぎる観劇

東京宝塚劇場に星組公演「愛するには短すぎる」を見に行きました。
この公演は星組トップスターの湖月わたるさんのサヨナラ公演です。

湖月わたるさんは宝塚専用チャンネルスカイステージで見てるとすごくすごく包容力があり、良い感じの人なので一度舞台を見てみたいと思っていたのですが、私が湖月わたるさんを知ったときにはもう退団発表をされていて、これが最初で最後の観劇になってしまいました。

1部は「愛するには短すぎる」というお芝居です。4日間の船の上で起こるいろいろな事件とラブストーリーがまざったようなお話。湖月さんの人柄が出ているような役なので楽しめました。笑えるところもいっぱいあったし、明るいお話です。

2部は「ネオダンディズム 男の美学」というショーでなんかタイトルからして申し訳ないのですがちょっと笑えるなあと思ってしまいました。内容も「ダンディズムとは何か?」「男の美学とは何か?」を追求してます。あああ、なんだか本当にすみません、ちょっとツボに入って笑ってしまいそうになったところがいくつかありました。

でも、ダンスの好きなわたるさん全開のショーで、わたるさん踊りまくってました。なにより「すごーい」と思ったところは片手で娘役さんをぐるぐるぐるぐるぐるぐる回してしまっていたところです。スカイステージで演出家の方が「片手でぐるぐる回せる人は湖月わたるくらいだ」と言ってましたがホントにすごいなあ。

サヨナラ公演なのでショーの演出も盛り上げて盛り上げてしみじみさせる……というような展開で最後にわたるさんがひとりで銀橋(歌舞伎で言う花道みたいなところ)に出て客席にごあいさつのお辞儀をするところで涙が出てしまいました。周りの人もみんな泣いてました。

ということで、なんだか不思議な公演でした。

わたるさん

この写真は夏に兵庫の宝塚に行ったとき、偶然見かけた湖月わたるさんです。
ファンの人ひとりひとりからお手紙を受け取っていました。
わたるさん、お疲れさまでした。これからもがんばってください。
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ファントム千秋楽

東京宝塚劇場で行われていた花組公演の「ファントム」が今日、千秋楽を迎えました。
千秋楽はなかなかチケットが取れないので無理かなあって半分あきらめかけていたのですが、運良くチケットが取れたので行ってきました。

千秋楽、とっても良かったです。
アドリブが何カ所かあったし、スミレさんも彩音ちゃんもステキだったー。キャリエール役の彩吹さんもとてもとてもかっこよかった。(と、書いてもたぶんほとんどの人が何のことかわからないですね……スミマセン)

花組の「ファントム」がはじまったのが6月の終わり、この舞台を見るために初めてひとり旅をして宝塚まで行ったのが7月1日。カード会社のトークショーが抽選で当たってふたたび7月30日に宝塚に行って、その後マリーアントワネットの格好しに宝塚に行って(先月のまんがタイムラブリーにこの時のことを描きました)夏は宝塚に3回行きました。

東京公演がはじまったのが8月25日。それからがんばってチケット取って何回か公演を見て、そして今日の千秋楽を迎えたのでした。
7月から今日までずっと、とてもとても幸せな気持ちでいられました。
こんなに幸せな気持ちでいられたことが、またとても幸せなことだったなあと思います。

さて、明日からどうやって生きよう……。
しばらくしょんぼりした生活が続いてしまうかも。
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ファントム三昧その2

図書カード

今日はお友達が当ててくれたカード会社の貸し切り公演に行ってきました。
はじめて2階席で観劇しました。2階席から舞台を見ると今まで見えなかった物がたくさん見えます。

オペラ座のおけいこシーンでは床に雑巾かけをしてる人もいるんだ……。
床に捨てた薬草は別の人がささっと無表情に拾ってるんだ……。

などなど。

貸し切り公演では「お楽しみ抽選会」があって、スターのサイン色紙やスターと一緒に記念撮影、次の公演のss席ご招待券などが当たったりするのですが、今回私は図書カードが当たりました!写真の図書カードが当たったヤツです。

さて明日からまた頑張ってお仕事して来週末を楽しみにしよう〜。
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ファントム三昧

ファントムマク

今日は宝塚歌劇 花組公演「ファントム」の東京宝塚劇場の初日でした。がんばって初日のチケットを取って見に行ってきました。約1ヶ月ぶりのスミレさん……堪能して参りました。

兵庫の宝塚大劇場から東京宝塚劇場に来ると内容が変わってる時があると聞いたことがあるのでよーーく見てましたが、ほぼ変わっていませんでした。

変わっていたところは……

舞台の照明が少し暗くなっていた気がした。
シャンデリアが落ちてくる時の演出が違った気がした。
娘役トップの歌が上手くなっていた。
同じく、シャンドン伯爵の歌も上手くなっていた。

という感じでした。

はじめてスミレさんを見に東京宝塚劇場に連れていってくれたお友達が「毎週末は東京宝塚劇場に通ってます」と言っていて「えー、すごいですね」とびっくりしたのですが、まさか自分が同じになるなんて思ってもいませんでした。
これから一ヶ月間はファントム祭りです。週末は日比谷に通います!

ちなみに写真は宝塚の大劇場で写したものです。このファントムの幕、宝塚の大劇場ではみんなバシバシ写真を撮っていたので私も1枚記念に撮ったのですが、東京宝塚劇場では「写真はご遠慮下さい」と係の人が注意していて撮っちゃダメらしいです。そういうところも違っていたなあ。
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黒蜥蜴貯金

今日、宝塚歌劇団の来年の公演内容発表がありました。



来年、私の好きな春野寿美礼さんがトップをつとめる花組は「明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴」をやるのだそうです。江戸川乱歩だ!黒蜥蜴だ!うれしいうれしい。

スミレさんが明智小五郎をやるのか黒蜥蜴をやるのか、まだわかりませんが、とにかく私の好きな世界をスミレさんが演じるのかと思うと今からワクワクです!

というわけで、また今から来年に向けて「黒蜥蜴貯金」をはじめなければ……。7月にひとりで宝塚に行って寂しかったけど、来年もまたひとりで行ってしまうかもなあ……。

とりあえず今は来週から東京宝塚劇場ではじまるファントムが楽しみです。

細川貂々のHPはこちら http://www.hosoten.com/
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当たる人ハズれる人

お友達から「ファントムのチケット当たったよ!」という電話が来ました。



宝塚歌劇の公演チケットはほとんど抽選方式です。それか窓口に直接行って買うかのどっちか。でも、なかなか発売日当日に窓口まで買いに行くことはできないし、電話の申し込みは一度やってみたけど、全然つながらない。やっとつながったと思ったら「もうとっくにありませんよ」みたいな対応で二度とやらないって思ってしまった……。

ということで、いつもいろんな所の抽選に申し込んでます。今回の花組ファントム東京公演もあらゆる抽選に申し込みました。もちろん友達にも手伝ってもらいます。

でも私、ものすごくクジ運が悪いんです。私が申し込んだのは今のところ、どこもハズレでがっかりの連続……。そしたら今日お友達から「チケット当たったよ」と電話が来ましたー。うれしい……(涙)

兵庫の宝塚大劇場より東京宝塚劇場のチケットの方が取りにくいんだそうです。兵庫の方に行った時は当日券が必ずあって結構好きな席を選べたものなあ……。東京の方が席数が少ないのと、いろんなところから見に来る人がいるってことなのかな?

チケットを当ててくれたお友達はクジ運がよいので、よかった!自分がクジ運悪くても、クジ運の良いお友達がいるとなんとかなるのでありがたいですね……。

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夏休みが終わる人はじまる人

夏休み、もう終わってしまった人がいたり、これからはじまる人がいたり……。



編集者さんも夏休みに入る人が多くなって私もそれにつられてのんびりムードです。夏休みが終わって今日から出社する人、今週末から夏休みに入る人……いろんな人がいますね。

今日、宝塚歌劇の花組公演ファントムが千秋楽をむかえました。お友達のスミレさんファンは兵庫まで千秋楽を見に行ったようです。うらやましい……。今月25日から東京公演がはじまるので私はまたそちらに情熱をそそごうと思っています。

前にも日記に書きましたが宝塚歌劇のチケットはとても取りにくいです。だからあらゆる手段を使ってチケットの申し込みをするのですが、まれに多くチケットが取れてしまったりします。1枚だったらひとりで行くのですが2枚取れてしまうと一緒に行ってくれる人を探すのがとっても大変。宝塚ってあんまり誘えないですよね……。積極的に「行きたい!」って人もあまりいないし……。

どなたか宝塚好きですという方いらっしゃいましたらメールくださいね。相撲は好きな人結構いるんだけど、宝塚は難しいなあ……。

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損な性格

先日行ってきた宝塚のレポートです。



はじめての宝塚大劇場で4回、観劇をしました。その時のことをちょこっと書きますね。

1回目はss席という豪華な席で観られることが出来ました。前から4列目の席です。いつも遠くからあこがれのスミレさんを観ていると必ずss席のお客様の顔をじっと見つめているのを見て「いつかss席に座ってみたい!」と思いがんばってチケットを取ったのです。でも、席に座って公演がはじまってすぐに後悔しました。舞台から近すぎて舞台の全体が見えなくて話の筋を追えなくなるのです。私は目の前に来た生徒さんをじっと見てしまい中央に立つスミレさんを見逃す始末で「ああ、失敗!私にこの席は無意味!」と思いました。そしてフィナーレであこがれのスミレさんが目の前に来てss席を見てくれましたが私は近すぎて恥ずかしくて下を向いてしまいました。ホントに意味がないですね……。

2回目は14列目で観ました。s席です。ここは舞台の全体が見渡せるしほどよい近さ。やっとほっとしながら観劇できました。うんうん。良い感じ。でも空調の真下だったようで頭の上からガンガン寒い空気が降りてきて完全に冷えてしまいました。

3回目は28列目。A席の一番後ろで観ました。はじめて一番後ろに座ってみたのですがやっぱり生徒さんの顔は小さくてよく見えませんね。そしてA席の空気はゆるい……。お孫さんにねだられて一緒に来ているらしきおじいちゃんとか奥さんに無理矢理連れてこられてるらしきだんなさんとか、「よくわかんねーけど付き合いで来た」という雰囲気のお客さんが多かったです。それに公演中に荷物整理をしているおばちゃんとか(ずっとカシャカシャとビニール袋の音をさせていた)公演の途中で一斉に帰り出す団体さんとか(時間が足りなかったらしい)s席とは違った空気が漂っていて私もすごく気楽に観られました。はじめて見に行く人はA席の後ろがおすすめかも。

4回目は17列目で観ました。ここもちょうど良いお席でした。11列から20列目くらいが観劇にはちょうど良いのかも知れません。私たちの席のうしろは何かの巡礼ツアーの人たちで、みなさん肩に「○○巡礼」という手ぬぐいみたいなのをかけていました。もちろん宝塚ファンというわけではなく、ツアーの途中に観劇が組み込まれていたという様子でした。この人達の反応を聞いてるのがおもしろかったです。主人公の女の子が毒と知らずに飲んでしまうシーンに「あーあー飲んじゃったよ」って言ったり、深刻なシーンでもおもしろいと「ぷっ」と笑ったり、なんだか素直で良いなあと思いました。この人達が一番盛り上がっていたのがラインダンス。「これこれ、宝塚歌劇はこれがなくっちゃ!」と言う感じに拍手をしてました。そして最後にスミレさんがでっかい羽根をしょって大階段から下りてくると「でっけーなあ」と歓声をあげていました。

ちなみにss席に座ってた時、私の10人くらい隣りに君島十和子さんご家族が座ってました。ものすごーく細くてものすごーく美人な人がいるなと思ったら十和子さんでした。ああいう人は民衆にまぎれていても光ってるからすぐにわかるものなんですねえ。まぶしく輝いてました。

それから私は2階席があんまり好きじゃないので全部1階で観ました。2階だと舞台を見おろすのでそれが好きじゃなくて……。でも、2階席から観てみるとまた雰囲気が違うのでしょうね。

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はじめてのひとり旅は大変でした

夢のお城

ずっとひとりでいるのは寂しかったです……。



私は今までひとりで旅行をするなんて全然考えたこともなかったのですが(すごく方向音痴だし、ひとりだと夜恐くて眠れない)どうして今回ひとりで出かけようと思ったかと言うと、宝塚に行ってみたかったからなんです。人間、好きな物のためには出来ないこともやってみようと思ってしまうのですね。

1日目はちょうど京都で大きな骨董祭が開かれているので京都に行きました。京都の骨董祭は関西方面のグッズが出やすいので東京の骨董祭とは違っていておもしろいです。でも今回は「これ!」というものを見つけられませんでした。

2日目に宝塚に行きました。バカなヅカファンの私は電車のアナウンスで「次はー宝塚ー」と聞いた時に「ああ、この車掌さんは毎日宝塚という言葉を言っていてすごいな」と思ってしまいました。

はじめて行ったヅカファンの聖地、宝塚の印象は……「まるで鬼怒川温泉みたい……」でした。なんかもっとディズニーリゾートのように駅からウキウキして華やかなのかと思ったらそうでもなかったので「本当にここが?」と疑ってしまう気持ちでした。でも大劇場はすごく広くて大きくてレストランやお店もいっぱいあってヅカファンの私にはとてもとても居心地がよく楽しい場所でした。

3日目の夜、友達と宝塚ホテルで待ち合わせて4日目に一緒に観劇して帰ってきたのですが、待ち合わせたホテルのドアチャイムがピンポーンと鳴ってドアをあけたら友達が立っていて……ずっとひとりでさびしかった私には、友達の姿が天使のように見えてしまいました。夜に一緒にゴハンを食べた時も「誰かと一緒にゴハンを食べるとこんなにもおいしく感じるのか」と思ったり、いつも会ってる友達なのにすごくすごく「出会えて良かった。ありがとう!」と感激してしまいました。

ひとりでホテルに泊まると絶対眠れないだろうなと思っていたのですがやっぱり最初の2日は眠れませんでした。実は以前友達と旅行に行った時ホテルで嫌な経験をしたことがあって(泊まったホテルが幽霊が出るというホテルだった)その時からホテルや旅館に泊まるのが恐くなってしまったのです。1日目のホテルは部屋から京都駅のホームが見えたので夜中ずーっと駅のホームを眺めてました。2日目は川の横のホテルだったので川を眺めてました。でも3日目は友達と一緒だったのではじめて5時間くらい続けて眠れました。(でもやっぱりよく眠れなかったのですが……)

一番のメインだった現在宝塚大劇場でやっている花組の「ファントム」は4回観ました。大劇場は大きいので当日券が買えるのです。4回観て4回とも泣きました。(友達には泣くほどじゃないだろ?と言われましたが)

昨日は午後4時に公演が終わってどこにも寄らずにまっすぐ家に帰ってきたのですが家に着いた時間は午後9時。5時間もかかるんですねえ。うーん日帰りで宝塚に行くのは無理かなあ?次は東京に来るのを待って観ます。

家に帰ってきて机の上が出かける前のままだったのを見て、ほっとしてわんわん泣いてしまいました。無事に行って帰ってこられて良かったー。きっとたぶんこういうことは2度としないと思います。良い経験をしたなあと思います。

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NEVER SAY GOODBYE

宝塚歌劇 宙組の「NEVER SAY GOODBYE」を観てきました。

私が夢中になっている春野寿美礼さんは花組なのに、なぜ宙組を観に行ったかと言いますと、10年前はじめて観た宝塚歌劇が雪組の「虹のナターシャ」という演目だったのですね。その雪組の娘役トップさんが今の宙組の娘役トップの花總まりさんで、その時雪組の4番手くらいに今の宙組トップの和央ようかさんがいたのです。(ややこしいけどわかるかな?)

それで、最初に観た花總まりさんと和央ようかさんがこの公演で退団するということなので、最後にもう一度おふたりを観てみたかったのでした。

内容は戦争をしていた頃のスペインのお話で、こういってはアレなんですけど、宝塚歌劇にはよくありがちな内容で「あれ?つじつまがあってないかも」などと途中で疑問に思ってしまうところもありましたが良いお話でした。

今回は内容よりも曲がサヨナラ公演にふさわしいのです!歌詞が「君の心に僕は生きてる だからサヨナラは言わないよ」と言う感じなので、ファンのみなさまは「まるで私に言ってるみたい!」と泣けてしまうわけです。

2幕目の途中、和央ようかさんがこの歌を歌い出すと「ズズッズズッ」とあちこちから鼻をすする音が聞こえてきました。長年のファンだった方にとってこれが最後の和央ようかさんの歌なのです。そして「サヨナラは言わないよ」と歌うのです。そりゃー泣けますよねえ。

しかし、はっと自分に置き換えた時のことを考えてみました。春野寿美礼さんもいつか宝塚を卒業する日が来るのです。その時私はサヨナラ公演を見に行ったらどうなるんだろう……?そんなことを考えたらつい涙が出てきてもらい泣きをしてしまいました。

ああ、寿美礼さんのサヨナラ公演できっと私は号泣するでしょう。困ったなあ。しかしなんでこんなに宝塚にハマっちゃったんでしょうね?私……。

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偽造チケットのこと

宝塚歌劇、雪組東京公演「ベルサイユのばら」で1枚、宙組宝塚大劇場公演「NEVER SAY GOODBYE」千秋楽で10枚の偽造チケットが見つかったそうです。



いずれもローソンチケットをカラーコピーしたもので、ネットのオークションで入手したチケットだそうです。 どちらも人気でなかなかチケットが手に入らない公演です。

とくに「NEVER SAY GOODBYE」はトップの和央ようかさんと花総まりさんが同時に退団ということで、千秋楽の公演以外のチケットもオークションでは高額で取り引きされてます。トップさんが退団する時の千秋楽のチケットってどのくらい値上がりするものなのかなあとネットオークションの様子を見守っていたのですが、私が見たので一番高かったのは30万円代で取引されていました。超びっくりしました。

千秋楽ではサヨナラショーというのと退団者のご挨拶があるのでファンだったらどんなにお金をつんでも最後を見たいと……思うのでしょう。

8日に行われた「NEVER SAY GOODBYE」の千秋楽には8,000人のファンが来たそうです。劇場に入れるのは2,500人くらいなので、その他の人たちは公演が終わるまでトップさんが出てくるのをずっと待っていたということになるのでしょうか。和央ようかさんは人気があると聞いていたけど本当にすごいのですねえ。

そんな大事な日に高額でチケットを手に入れてわくわくした気持ちで劇場まで行って「偽造チケットです」と言われて中に入れなかった人が10人もいたなんて、どれだけショックだったか気持ちをお察しします。

それにしても、宝塚歌劇のチケットは本当に取れない……。歌劇団側は「窓口などでチケットを買って下さい」と言ってますが、窓口のチケットなんてすぐに売り切れちゃって買えません。その他のチケット入手方法は抽選方式だし……(この抽選が宝くじに当たるくらいの確立)

一番頭に来るのが、友の会の抽選結果が出たあとすぐにネットオークションにたくさんチケットが出回ることです。ようするに最初からネットオークションで売ることを目的に抽選に申し込んでいる人がいるということなのです。

なんか、この抽選方式ってのはどうなのかなあ?っていつも疑問に感じている私です。こういうことしてるから一般の人が見に行きたくても見に行けないのでは?と思うんだけど……。

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初・ベルサイユのばら

ベルばらパンフ

東京宝塚劇場でやってる雪組公演「ベルサイユのばら」を観てきました。



宝塚歌劇のベルばらはテレビで何度も観たことがあるのですが、劇場で観るのは初めてです。劇場に向かう前からワクワク、ドキドキしていました。

今回の公演はマリーアントワネット生誕250周年記念なのですが、今日観たベルばらは「オスカル編」でマリーアントワネットは全く出てきません。(名前すら出てきません)

オスカルとアンドレ、ロザリー、ベルナール、ジェローデルといった漫画の登場人物だけしか出てこないのでフランス革命のお話なのになんとなくファンタジーっぽい作りになってました。その象徴が「ロザリーの妄想(と勝手に呼んでるシーン)」で、ロザリーがたくさんのオスカルに囲まれて惑わされるシーンがあって「これは内容と関係ないのでは……?」と思いながら観ました。そして、極めつけがアンドレが「だんだん目が見えなくなってきているけどオスカルの肖像画を見てみたい」と言うシーンで、アンドレがオスカルの肖像画ってどんな感じかな?って思いを馳せていると、後ろにバーンと池田理代子先生の漫画のオスカルが白馬に乗った絵が出てきて、そしてその絵がだんだん薄くなっていくと絵の後ろから本物の白いペガサス(木馬)に乗ったオスカルが肖像画と同じ格好で出てきます。その木馬が本当に空を飛ぶのです。クレーンみたいなのの先に木馬がくっついていて、遊園地にある木馬と同じように上下左右に羽をバタバタさせながら動きます。これはあまりにもすごくてあっけにとられて見終わった後もしばらくボー然としてました。

休憩時間にトイレで並んでると、私の前に並んでいた年輩の方は昔のベルばらのファンで今回再演するというので久しぶりに劇場に来たと言ってました。その方が「昔はこんなにファンタジーっぽいのじゃなかったわ。もっとドラマチックで……、なんだか昔と全然ちがってびっくりしたの。だいたい主役の足が長すぎよ」とショックを受けていました。

うーーーん、確かに今回のベルばらは少し違うかも。以前テレビで見た涼風真世さんのオスカル編は悲しい物語が入っていたりもっとドラマチックな内容が盛り込まれていたと思う。

でも、雪組トップの朝海ひかるさんは少女漫画から抜け出てきたような瞳キラキラのオスカルを演じていてとてもかわいかったです。足が本当に長くて顔もちーっちゃいです。

他には個人的に好きなブイエ将軍の「何をのんべんだらりと練習しておるのだ!」と言うシーンや、アンドレの「飲むな!」と言うシーンや、ロザリーの「ベルトはずし」のシーンが見られて感動しました。(ちょっとマニヤックな見方でスミマセン……)

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努力の積み重ねが運をよぶ

絶対にあきらめてはいけない。たとえ運が悪くても努力の積み重ねが幸運を呼ぶのだ。



今日スカステ(※)でブロードウェイミュージカル「ジキルとハイド」をやってたのでぼーっと見てしまいました。最後のインタビューで主役の人が言っていた言葉です。

「たとえ運が悪くてもあきらめずに努力を続けること。それがいつか幸運をよぶ秘訣だ」というような言葉でした。その人はずっと主役がもらえなくてやっとこのミュージカルで主役をもらえて幸運を手にしたということでした。

なんかすごーーく、心に響きました。私、運が悪いのです。自分でもイヤになるくらい運が悪いのです。なんとか良い運を呼びたくて福助さんとか招き猫とか「福招きグッズ」があるとつい買ってしまってウチの中はそんなグッズであふれています。

最近ちよっと運が悪くてガクッと来ていたので「あきらめちゃいけないんだな、努力を続けよう」と思いました。ありがとう、ブロードウェイの人!

(※スカステ……SkyPerfekTVのチャンネル「宝塚スカイステージ」の略。一日中宝塚歌劇のステージや情報が見られる)

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ファントム貯金

夏に向けてファントム貯金をしています。



6月23日から宝塚大劇場で花組公演「ファントム」がはじまります。6月23日〜8月7日までが宝塚大劇場、その後8月25日〜10月1日まで東京宝塚劇場で公演があります。もちろん両方行く予定です!

「ファントム」は「オペラ座の怪人」というミュージカルの宝塚バージョンです。ミュージカルなのできっとかっこいい寿美礼さんの歌がたくさん聴けるのではないかと今から期待でわくわくしてます。

さすがに宝塚の方は遠いし、宿泊費もかかるし、1回行ければいいかな?と覚悟しておりますが、東京の方はお金の許す限り見に行きたいです!そのために「ファントム貯金」をしています。チケットも可能な限りいろんな方法をみつけて入手しなければ……。

ちなみに、3月下旬、花組は大阪で公演をしていました。そちらは日帰りで見に行ってきました。そして4月上旬は東京公演をやってました。そちらは2回見に行きました。

私を宝塚の世界に引き込んだ「寿美礼ファンのお友達」は毎日見に行った……そうです。すごいなーすごいなー、ヅカファンは熱いなー。

来月は初「ベルサイユのばら」を見てきます!噂によるとオスカルがペガサスに乗って舞台を飛び回るらしいです。見てきたらご報告しますね。

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