映画のこと

映画「ツレがうつになりまして。」はどんな映画なのですか?という質問を頂きました。
私は原作者なので…絶対にこの映画を客観的には見られないので、私の客観的でない感想を書きますと…「細川貂々の願いを叶えてくれた映画」です。

主人公がおだんご頭で生活してることからはじまり…、古い日本家屋に住んでいること、イグにステキな大きな温室を手作りで作ってあげてること、近くに行き着けの骨董屋さんがあること…私が「こんな生活にあこがれていた」ということを映画で表現してくれてます。

それから、うつ病になった時のツレへの接し方で「もっとああすればよかった」「こうしたかった」と後悔していた事を、実現してもらえました。あおいさんが演じてくれたのも日常的な空気感が出て良かったです。

それと…ツレがうつになったことによってダメだった自分がどんどん強く変わって行く様子を見ていて(まさかそんな自分を映画で観ることになるとは思わなかったけど)「本当に良かった」と心から思いました。

私は試写会でこの映画を見て「やっと次に進める」と思いました。
何度か「やっと次に進めそうだ」と思えた事はあったのですが、やっぱりどうも未消化の部分があって私の中でモヤモヤしていたところがありました。

この「ツレがうつになりまして。」という映画を見たことによって、やっと肩の荷がおりた…と言いますか、気持ちに区切りをつけられました。全部消化できた感じです。
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