わりと複雑です

「あ、その人昔の自分と同じだ」という人の話を立て続けに聞く機会がありました。
共通してるのは最初に「うちの会社に変な人がいるんだけど…」で話がはじまることです。
一体どんな変な人なのか詳しく聞いていくと「アレっそれって昔の私だ」と、なるのです。

ということは…私がもしも会社員を無理に続けていたら「うちの会社に変な人がいる」と言われていたのだろうなあと複雑な気持ちになりました。

自分が非定型発達だということを知らなかったら、他人事のように「ふーん、その人変だね」と答えていたと思います。
私は非定型発達だということを知ってから「私って一般の人とどこが違うんだろう?」と研究していたら、「そういえば昔の私はこうだった」ということにたくさん気づいたんですね。
それで「昔の私はこうだった」というのと同じようなタイプの人が「変な人」と呼ばれる人なのだと気づきました。

そうかあああ、私も相当周りの人を困らせるような言動をしていたってことなんですね。
でも、自分ではただ「何故私は周りとうまくいかないのか?こんなに生きづらいのか?」と疑問に思うだけで、自分が周りを困らせる言動をしてるなんていうのは全く気づいてなかったのです。

非定型発達の人が自分で気づくのは難しいと思います。
かといって、「あなたは一般とは違う」と言われても納得しないと思います。
このあたり、とっても難しい気がします…。
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