2009.09.02 Wednesday
08:29 | posted by
細川貂々
うちのホームページのトップページはいつもツレに作ってもらってます。
昨日は「9月になったし、そろそろ新しく変えてくれる?」と頼んだのですが、今朝トップページを見てみたら……動いてる……ねたみパンダの目が……。
これってウインドウズでもちゃんと表示されるように作ってあるのかな?
作ってあるんだろうな、ツレのことだから
むかーし、すごく凝っていた時は、ジャストの時間になるとトップページで眠っていたトカゲが音楽に合わせて踊りだす……というのを作ってました。
なかなか好評でした。
昨日は星組公演「太王四神記」を見てきました。
ちえちゃん(柚希礼音君)のトップお披露目公演です。
ずいぶんと男らしい男役に成長したちえちゃんにうっとりして帰ってきました。
そういえば、鳩山さんの奥様も元ジェンヌさんなのだそうです。
OGさんがファーストレディになるのかなあ。すごいなあ。
2009.08.31 Monday
15:31 | posted by
細川貂々
先週まで丸の内オアゾの「丸善」でやなせたかし先生の展覧会をやっていたので行ってきました。
そこで思い切って「版画」を買ってしまいました。
やなせ先生と言えばやはり「アンパンマン」なので、アンパンマンの版画を買いました。
小学生の時、学級文庫にあった「いちごえほん」で連載してる時からアンパンマンが好きでした。
他にもいろいろなイラストがありましたが、暖かい絵ばかりでステキでした。
ところで、先週息子に「プライミーバル」を見せていたらその後、迫力のある大きな爬虫類を怖がるようになってしまいました。
「わにわに君」シリーズという迫力満載のワニが主人公の絵本があるのですが、それを見せると見てみないふりをするように……。
でもイグは大丈夫みたい。イグはあんなに迫力ないし、大きくもないからなのかな?
やっぱり「アンパンマン」は気に入ったようで、版画を見せたらしばらく絵の前に立ってニコニコと眺めていました。
2009.08.28 Friday
09:11 | posted by
細川貂々
最近、テレビをつけると必ずやってる番組があります。
それが「プライミーパル」です。
いつも夕方5時は「ゆうどきネットワーク」を見るのでNHKをつけるのですが、毎日つけるたび、やってるのです。
巨大な恐竜がぐわーっと出てきて人を襲ったりしてるシーンが何度も出てくるので「こわいドラマ」だと思いつつ、わけがわからないままなんとなく見てました。
でも、昨日の夜7時半に「30分でわかるプライミーバル」というのをやっていたので、見てみたらそういう「こわいドラマ」ではありませんでした。
何故か急にあちこちに「時空の亀裂」が出来てしまって、そこからたまたま太古の恐竜が現代に来てしまう。そして、その恐竜を専門家のひとたちが麻酔銃で眠らせて再び、元の世界に戻す。そして、その中に恋愛問題やらの人間関係も含まれてくる。というような内容。
第一章にグリーンイグアナに良く似た恐竜が出てきます。
「コエルロサウラブス」という緑色の体にシマシマのしっぽのある比較的小さい恐竜です。
イグアナと違うのは羽があって飛べること。
ドラマでは専門家のひとりがあまりのかわいさに、勝手に太古から連れてきて部屋でこっそり飼うのですが、部屋の中をパタパタ飛ぶ姿がとてもかわいい。
「イグが飛んでるみたい!」と私は大興奮。
昨日の夜8時から第二章がはじまりました。
昨日の恐竜は「ラプトル」というとっても動きの速い恐竜。
昔の恐竜の動きがあんなに早いのは巨大な肉食獣だから?
今の爬虫類であんなに動きの速い生き物っているのかなあ?
ラプトルは凶暴だったけど、寝てる姿はとってもかわいかったです。
来週の恐竜は「ミミズ」だと言っていたので見るのはどうしようか困ってます。
一章にはクモとかムカデみたいなのも出ていたなあーー。
2009.08.27 Thursday
08:45 | posted by
細川貂々
昨日は半日かけてテレビの撮影をしました。
毎回同じように思うのですが、テレビの撮影は大変ですねえええ。
ちょっとずつちょっとずついろんな場所や物を撮影するので時間と根気がいりますものね。
テレビ番組作ってる人ってすごいなあと、いつも思います。
私の仕事場で撮影をしたので、いろんな骨董品とか、和家具とか、映ってると思います。
一見「ここはお店?」って思ってしまうかもです(いや、それほどたくさんはないか)
和ガラスもちゃんと光を当てて映してくれたので、きれいに映ってるといいなあ。
あと、もちろんイグも登場します。
イグちゃん、かっこよく映ってました。
番組はNHK BS-2の「THE 女子力」というタイトルです。
放送は9/10(木)20時50分〜(10分間の番組です)
よろしければ、ご覧になってみてください。
2009.08.26 Wednesday
11:43 | posted by
細川貂々
昨日、婦人公論の取材を受けました。
取材…というか、家族にうつの患者さんがいる人からの質問に私が答えました。
このお仕事がそういう趣旨だと気づいた時にお断りしたのです。
専門家でもない私のような者がそのような質問に答えるべきではないと。
でも、担当編集者さんに「細川さん自身のコトバで、質問をした方がちょっとでも楽になってくれたら、それだけでいいんです」と言われてお引き受けしました。
昨日は私なりに一生懸命答えを探しましたが、質問をした方が楽になってくれるといいなあ。
今日はこれからテレビの取材が来ます。
NHK BSの「The 女子力」という番組に出演します。
また、詳細がわかりましたらお知らせしますね。
2009.08.25 Tuesday
08:56 | posted by
細川貂々
「イグアナの嫁」が重版になったというお知らせが来ました。
ありがとうございますーー。
夏の終わりにとってもうれしいお知らせです。
今は秋に発売される本のお仕事をしています。
秋から冬にかけて、また本を出させて頂けます。ありがたいことです。
まずは9月16日に発売になる「ねたみパンダ」のカバーとか、宣伝用ポップとか作ってます。
宣伝用ポップは私が手書きで書いてそれを印刷したものと、手作りの物が出来るようです。
手作りの方はフェルトを使って編集者さんが作ってくれています。
すごいなー、どんなのができるのかなー。
完成したら、こちらでもお見せしますね。
2009.08.20 Thursday
09:35 | posted by
細川貂々
約1年間使ってきた万歩計が壊れました。
なので、新しい万歩計を買いました。

歩き続けると課長から出世して社長になるそうです。
今日からはじめてみようと思います。私はいつ頃社長になれるのでしょうか。
2009.08.15 Saturday
19:49 | posted by
細川貂々
近くの小学校で盆踊りがあったので着物を着ました。
5年ぶりの着物です。
「もう私の人生で着物は着ないだろう」と思い、骨董市などで買った古い着物はほとんど洋服やバッグにリフォームしてしまったのですが、新しく買った着物は「それでも万が一、着る時が来るかも知れない」と思い、残してありました。
うーん、ホントにそんな日が来るとは……。
どうして着物を着ることになったかと言うと、いつものよう猫実珈琲店さんにお茶を飲みに行ったら、あらまあ、店長さんが着物姿じゃありませんか。
「今日は盆踊りだから、がんばって着物着てきました。」
ナデシコ柄の着物に猫の刺繍の入った帯、前掛けをしてたすきがけで珈琲を入れてました。
「今日盆踊りに来る時は是非着物着てきてください」と店長さんに言われて「いやいや、私はもう。でも息子は甚平着せてきますね」と最初は着るつもりはなかったのです。
でも、家に帰ってきて「近所だし、苦しくなったらすぐ帰ってこられるし、ちょっと着てみようかな」と考え直したのでした。
浴衣はもう持ってなかったのですが、夏の着物はいくつか持っていたので、それを浴衣がわりに着てみました。シロクマと雪の結晶模様の着物に花模様の帯です。
「着物着てます!」って感じになっちゃうとアラが目立つので、「洋服みたいに着物着てます」みたいにごまかして着ました。
5年ぶりの着物なので着方を覚えているか不安でしたが、やっぱり一度経験したことは忘れませんね。適当でいいならすぐに着られました。
久しぶりに着てみて思ったこと。
「やっぱり動きにくーい」(コドモをだっこしたりするの大変)
「暑ーい」(いくら夏物とはいえ、半そでの洋服にはかなわない)
「物を取る時袖がじゃま」(何度かテーブルのすみに引っかかった)
着物自体は好きなんだけど、こういう「不便さ」がどうしても辛くなります。
家に帰ってきて洋服に着替えて、「やっぱりこっちのが楽だー」と一息。
でも……時には「不便さ」が心地良く感じるときもあるのですよね。また、いつか機械があれば着物着たいかも。
2009.08.14 Friday
13:26 | posted by
細川貂々
香山リカ先生の本「しがみつかない生き方」を読みました。
なんか……ほっとした……というか楽な気持ちになりました。
最近の風潮は「がんばればなんとかなる」「負けないように生きるためにどうするか?」とかそんな本が多く、そういう生き方しなきゃなのかなあ?でもがんばれない人はどうすればいいの?と思ってました。
特に私は勝間和代さんの「なんとしても強く生きる!」という生き方にびっくりしたのですが、でも、世の中には「勝間教」と呼ばれる信者さんがたくさんいてあこがれのまとになっているという話を聞きました。(私も気弱になった時に「勝間さんみたいに強くなれたら楽なのに」と思ったことがありました)
だから世間的に「強い人」が「勝てる」という図式なのかなあと。
でも、そしたら弱い人はどうすればいいの?排除されるだけ?
香山先生の本にはそうじゃなくて弱い人もちゃんと受け入れられるようになることこそが、本当の強さと書かれていました。
ああ、そうだよなあと、すごく共感しました。
ところで勝間さんの言う「3毒」は「妬む、怒る、愚痴る」なのだそうですが、9月に出る私の新刊「ねたみパンダ」は勝間教の人にとって「毒の本」になるのかしら……。
2009.08.06 Thursday
12:46 | posted by
細川貂々
何人かの人にはお知らせしていたのですが、今年はまぐちゃんが有精卵を産みました。
どうして有精卵なのかわかったかというと、ふすまをガラッとあけたら、まさにその最中というところを発見してしまったからです。
そして、まぐちゃんは卵を4月の終わりに産みました。
生き物育てマニアのツレは自作の孵化器を作り、きれいで健康そうな卵30個を孵化器に入れて育てはじめました。
(今年もまぐちゃんは卵を50個近く産みました。20個くらいは産んだときに踏みつけたりしてつぶれたり、へこんじゃったりしたので廃棄しました)
卵はうまくすると産んでから70日、長くても100日後にかえります。
孵化器に入れて数日後、どんどん卵が腐ってきました。
生きてない卵は茶色くなり、カビがはえて腐るのです。
最終的に3個だけ真っ白な卵が残りました。
「3個全部かえったら3匹だよ。イグとまぐ入れて5匹になっちゃうよ!まさか全部飼うの?」
「大丈夫、そういう時のためにイグ友がいるのだ」
と、いうような会話をしながら月日は過ぎていきました。
そして、もうすぐ100日になります。
残念ながら、卵は腐り始めました。
触ってみたらガチガチに固くなってました。
「やっぱり無理だったか……」
残念だったような、ほっとしたような複雑な気持ちです。(これ以上イグアナが増えるのは困るけど、子イグがかえるのならがんばって育てたかった)
産まれたら子イグ見に来て下さい、とお伝えしていたみなさま、ごめんなさい。
イグアナの卵をかえすのは難しいのですねえ……。
2009.08.05 Wednesday
16:58 | posted by
細川貂々
昨日から今日にかけて一気に村上春樹さんの「1Q84」を読みました。
今の感想は「読み終わってよかったー」です。
私はもともと長い文章を読むのが得意な方ではないのですが、春樹さんのは読めます。
読めますが、苦手なことをしてるので疲れます。
でも、疲れても「早く最後まで読み終えたい」と思わせてしまうのが村上春樹さんの文章のすごさだなあと思います。
主人公はふたりいて、青豆さんと天吾君の物語。
いつもの村上春樹さんの作品のように「で、あれは一体どういう意味だったの?」という所はいっぱいあるのですが、いつも以上にとっても不思議なお話でした。
私より先に読んでいたツレが「春樹さんの作品は読む前と後で自分たちのいる世界も変わるからすごいよね」と言いました。
うん、作品の内容がどうだったかということより、私たちの住んでる世界が春樹さんの作品によって変えられてしまうところが、春樹さんのすごいところなんだと思います。
私も今日読み終えたので、ツレと同じ世界に仲間入りです。
読み終えた人はみんな同じ世界に生きてるのかな?
(今夜、空を見上げたら月が2個見えたりして)
2009.08.03 Monday
17:01 | posted by
細川貂々
昨日、宮脇書店 行田店で行われた「大ドロボウ五十五えもん」のサイン会に来て下さったみなさま、ありがとうございました。
お陰様で、サイン会はたくさんの人に来ていただくことが出来、無事に終わりました。
先着50人まで用意してあった整理券ですが、最終的に55番までいったそうです。
(五十五えもんだけに、55番?すごい偶然。ちなみに55番目のお客はうちの父です)
サイン会の前にどんな風にサインをするのか打ち合わせをしたのですが、その時に「以前は3兄弟の顔を描いていたけど、今日は五十五えもんの全身を描くのはどうですかね?」と自分から提案しました。
担当編集者さんが「かわいい!」と言ってくれたので、本番もそうすることにしました。
サイン会がはじまって、すぐに後悔しました。
五十五えもんは「おでこに傷が5つ、右ほほに3つ、左ほほに9つ」あり、右腕に「○の中に五」と入った作務衣を着ており、口のまわりは真っ黒いヒゲでおおわれてるのです。(口の回りをぐじゃぐじゃ塗りつぶさなければならない)
それをきちんと描くのには思ったより時間がかかるのでした。
「どうしよう!これじゃ間に合わない!そうだ、次の人から3兄弟の顔だけにしよう」と思っていたら、次の人がじーーっと五十五えもんの全身イラストを眺めていて「かわいい」と言ってるのが聞こえました。
「ダメだ。次の人も同じ絵じゃなきゃ!」
そんなわけで、55冊全部、五十五えもんの全身イラストを描きました。
約1時間で55冊描いたわけですから、1冊につき所要時間は約1分。
そりゃー、ものすごいスピードで描きましたよ。
早書き選手権に出ているようでした。
その様子を見ていたコドモ達が「すげー、はえー」と言ってくれて、更に「うめー」とも言ってくれたので励みになってなんとか集中できました。
ありがとう、コドモ達……。
でも、すっかり「右腕に○の中に五」を描くのを忘れてしまいました。
1番目の人しか描いてないかも……。ごめんなさい。
カメラは持っていったのに写真を撮るヒマがなくて、写真がありません。
文章だけの報告でごめんなさいです。
2009.07.30 Thursday
19:36 | posted by
細川貂々
本日、私のところに「大入り袋」が届きました!
ひゃー、こんなのはじめてでうれしい。
私がコメントを書かせていただいたイタリア映画「湖のほとりで」が、連日満員の大ヒットになったのだそうです。
その映画の「大入り袋」なのでした。
すごーーい。
いろんな所にチラシを置いてもらって宣伝した甲斐がありました!
チラシを置いて下さったり、配ってくださったみなさま、ありがとうございました。
この大入り袋は、熊手と一緒に飾って、私も「福」にあやかりたいと思います。
あ、チラシを置いてくださったお店やみなさんにも「お福分け」をしなきゃですね。
2009.07.28 Tuesday
16:06 | posted by
細川貂々
今週号の週刊「東洋経済」に、うつ病に関するインタビュー記事が掲載されています。
後ろに……タカラヅカのパンフレットが写っていて、ちょっと恥ずかしいです。
(いや、堂々としていればいいのか)
「オグリ!」という小栗判官のお芝居のパンフレットです。
これがなかなか面白く、タカラヅカ的にはめずらしい題材で、私は大好きになったので部屋にパンフレットを飾っていたら、うっかり写ってました。
小栗判官が蘇った時がかっこよかったなあ。
しかし、写真を撮るときだけでもちょこっと隠しておけば良かった……。
インタビューの内容と合ってない気がします……。
あと、パンフレットが飾ってある台は昔のシャチハタのディスプレイ棚です。
こうして見るとうちは不思議な部屋ですね。
2009.07.27 Monday
12:56 | posted by
細川貂々
今年はじめてセミの声を聞きました。(こういうの初音っていうそうです)
真っ青な空には入道雲がもくもく出ていて「夏休み」という雰囲気になってきましたね。
今年のはじめ頃から決まっていたイベント事に「五十五えもんのサイン会」がありました。
いよいよ来週の日曜日にサイン会なので、それが終わるとやっと私の上半期が終わります。
サイン会かあ……。行田で来てくれる人、いるのかな?不安です。
なんだか、チラッと聞いたところでは整理券は4枚しか配られていないとのことなので、当日お時間のある人は是非いらしてくださいね。
(でも、行田近辺の人に限られちゃうけど)
「ツレうつ」ドラマ騒動が一段落して、静かな静かな夏を迎えております。
2009.07.21 Tuesday
08:21 | posted by
細川貂々
現在発売中の「小説現代8月号」に文章のエッセイを書かせていただきました。
ひゃー、このような小説の雑誌に私のようなものが文章を書いてもいいのでしょうか?と思いつつ、がんばって書きました。
「ブックマーク」という本についてのことを書くページなので、私は大好きな高野文子さんの本について書きました。
タイトルは「漫画は芸術」です。
よろしければ、読んでみてくださいね。
それにしても小説現代でお仕事をさせていただくのは1年ぶりかな?
去年まで1年間「本好きぽんチャン」という本好きのタヌキが主人公の漫画連載をさせていただいてました。
ぽんチャンは「ぽやん」としていて私は大好きだったのでまたどこかで復活できたらいいなあって思います。
2009.07.17 Friday
08:18 | posted by
細川貂々
「ツレはパパ1年生」が重版になりました。
こんなに立て続けに重版になるなんてびっくりです!
きっとテレビドラマ効果のおかげなのでしょう。
本当に本当にありがとうございました。
それから、9月に発売になる「ねたみパンダ」の詳細が届きましたのでお知らせします。
「ねたみパンダ」(仮)
予価1,050円(税込)
A5判 192pp
中経出版
9月中旬発売予定
私の人生のテーマは「マイナス思考」と「人間関係」なのかも知れないと、最近よく思います。
昔ほど「マイナス思考」は出なくなりましたが、体調が悪くなったりするとすぐに出てきます。癖というのはなかなか治らないと言いますが、そのようです。
「人間関係」については……立て続けに「ああ、この人はきっと宇宙人!」と思うような話の通じない人と出会うことが続き……こういう人に対してうまく立ち回るには一体どうすればいいのか?悩んでました。
勝間和代さんみたく強い「断る力」があるといいのに。
(ちなみに勝間さんは私のひとつ年上。歳がいっこしか違わないのに、なんであんなに堂々としているのでしょう!10分の1、分けて欲しい。)
2009.07.16 Thursday
12:36 | posted by
細川貂々
イタリア映画「湖のほとりで」のパンフレットにコメントを書かせていただいてます。
この映画は、イタリア・アカデミー賞史上最多となる主要10部門を独占した作品なのだそうです。「ニューシネマパラダイス」「ライフ・イズ・ビューティフル」に続く名作だとのこと。
一体なぜそのような映画のコメントを私に?!と、最初はこのお話を聞いたとき、ぽかーんとしてしまいました。
でも、映画を観たらなんとなーく、わかったような気がしました。
家族の問題のお話なんですね。
家族のあり方というか、どんな家族でもいろんな悩みを抱えているのだということが描かれていました。
湖のほとりで見つかった美しい少女の死体、この少女を誰が殺したか、犯人を捜していく内にわかってくる、さまざまな家族の葛藤……。
不思議な音楽とともに、どんどんお話にひきこまれて観てしまいました。
主役の刑事さんのキャラがすごく良くて、私はコメントにその刑事さんのことを書きました。だってものすごく短気なんだもの!ちょっとしたことですぐ怒るし。
もしも興味がありましたら観てみて下さい。
18日から銀座テアトルシネマなどで公開されます。
2009.07.15 Wednesday
08:41 | posted by
細川貂々
「びっくり妊娠 なんとか出産」が重版になりました。
立て続けに増刷が続いてるのでびっくりです。
そして、なにより、本を買って下さいましたみなさまに感謝いたします。
ありがとうございました。
秋に出版される書き下ろしの本のお仕事が終わったので、今は一息ついてるところです。
名古屋場所がはじまったのでお相撲見たり、一気に望月峯太郎さん(今はミネタロウさんとカタカナ表記になったのですね)の本を読んだりしてます。
望月さんの短編集、すごかった……。
一番最初の「COLOR」というお話と「ずっと先の話」がびっくりして、すごいなあと思いました。
あと一番新しい単行本「東京怪童」も読みました。
脳に障害が出来てしまって、不思議な症状がでてしまう子供達のお話。
すごいこと、思いつくなあ、こちらもびっくりです。
そしてツレがついに「1Q84」上下巻を買ってくれました。分厚いなー。読むのに時間かかりそうー。
2009.07.11 Saturday
08:36 | posted by
細川貂々
現在、発売中の公募ガイド8月号に私のインタビュー記事が掲載されています。

私がどんな風に漫画家になったか、など、書かれています。よろしければ読んでみてくださいね。
それから、お知らせが遅くなってしまって申し訳ないのですが、浜松町にある「ブックストア談」で「細川貂々フェア」を開催してくださってます。
私の書籍が並んでいるようです。
『イグアナの嫁』『私が結婚できるとは』(各10冊)
色紙2枚にサインを書きました。
もうはじまっちゃってるので、サイン本があるかはわからないのですが、1冊1冊ちがう絵を書いたので、(あと、特注で作ってもらった「貂々はんこ」も押してあります)よろしければ見に行ってみてください。
「貂々はんこ」はみなさんにも良い福が来るように「貂の字に打ち出の小槌」をデザインしてもらってます。
2009.07.07 Tuesday
14:44 | posted by
細川貂々
「ツレがうつになりまして。」「その後のツレがうつになりまして。」重版になりました。
ありがとうございました。
そして、なななんと、ツレの本「こんなツレでゴメンナサイ」も重版になりました。
ツレの本は1年くらい前に発売になり、その後順調に売れ続け、ついに3万部になりました。
すごいですね。
本当にありがとうございます!
「ツレうつ」シリーズもおかげさまで累計50万部を越えました。
本当に応援して下さってるみなさまのおかげです。ありがとうございました。
2009.07.06 Monday
08:42 | posted by
細川貂々
「私が結婚できるとは」の書評がいろんなところに載りました。
6/29読売新聞の夕刊↓
en-taxi VOL26↓
GINGER 8月号↓
ポンツーン 7月号↓
今回の本が「結婚の本」ということで、取り上げて頂けたようです。
特にen-taxi(エンタクシー)で取り上げて下さったマンガエッセイストの川原和子さんは私の一つ年上で結婚して10年以上たってる方なんだそうですけど、今でも「結婚てなんだ?」と考えてしまうそうです。
私は結婚して15年目になりますが、やっぱり「結婚てなんだ?」とずっと考えてるので、同じように思ってる人がいるんだ!とうれしくなりました。
結婚てなんなんでしょうね。
今ホーム社のサイトで連載してる「実はボク、コンカツ中です」で、その答えが見つかるのではないか?と期待して連載してるんですけど、豆柴君は本当に良いキャラクターをしていて、彼のコンカツ話を聞くたびに「えええ!そんなことが?」といつも爆笑してます(ごめんね、豆柴君)
いつか「これが結婚だ!」という実態が掴める日が来るといいなと思います。
2009.07.01 Wednesday
11:21 | posted by
細川貂々
私が挿絵を描かせていただいてる児童書「大ドロボウ五十五えもん」のサイン会が決まりましたので、お知らせいたします。
■大ドロボウ五十五えもんシリーズ新刊記念サイン会
出席 吉田純子(作家) 細川貂々(画家)
【日時】8月2日(日)13:00スタート
【場所】宮脇書店行田店 埼玉県行田市持田964-1
【お問い合わせ先】宮脇書店行田店 TEL048-554-6300
☆要整理券(先着50名さま)
☆サイン会整理券は、対象書籍ご購入のお客様に、宮脇書店行田店レジカウンターに
て配布いたします。
☆対象書籍
『大ドロボウ石川五十五えもん』
『大ドロボウ五十五えもんのドロボウ学校』
『大ドロボウ五十五えもんの一日けいさつ署長』
行田市ゆかりのふたりによる、行田でのサイン会です。
ずっと、この著者の吉田さんとは「行田つながり」でいろんなことをさせていただきましたが、ついにサイン会をやることになるとは!
すごいですねえ。
ご近所のみなさま、よろしければ来て下さいね。
2009.06.30 Tuesday
12:32 | posted by
細川貂々
台湾版「どーすんの?私」の見本が届きました。
表紙を見てびっくり、私の好きな台湾の作家さん「張妙如」さんが推薦文を書いて下さってるのです!
こんなことってあるのですねえ。
張妙如さんの本は、数年前、台湾旅行に行ったお友達が「てんさんが好きそうだから」とおみやげに買ってきてくれました。
↓これです。
「明星花露露(めいせいか るる)」は台湾語なので内容はなんとなくでしかわかりませんが、ルルという女の子ががんばってスターになる、というようなお話です。
ゆるい感じの線や絵が好きで、台湾の本屋さんから他の本も取り寄せたりしました。
その後、自分が集めていたガラス瓶の中に、この「明星花露露」の表紙の原案になったというガラス瓶が入っていたことが判明。
↓これです。
銀座のアンティークモールで古いガラス瓶まとめて30本くらい買ったときに、中に入っていたようです。
こういう出会いもあるもんですねえ。
ちなみに帯の推薦文はこう書かれているそうです。
●張妙如さん
「細川貂々のものがたりは、ほとんどそのまま私のものがたりだ!
だから、この本を読み終わって、私も大声で言いたくなった:
これでいいじゃん! 生活には、こんなスパイスがあるから、味わい深いんじゃん!
もし、あなたの人生にこんなスパイスはいらないと思うんだったら、おめでとう!あなたの人生は順風満帆。
もし、あなたの人生にスパイスが効いていても、慌てることはないよ、
そのステキな味わいを力いっぱい抱きしめてみて!」
●史丹利さん(人気ブログ作家)
「もし、あなたが未来を疑っているなら、ちょっとこの本を読んでみて!
自己啓発書を読んだみたいにヤル気が出てくることはなかったとしても、
きっととっても楽しくなっちゃうから。そして、人生で、「楽しい」ってことより、大切なことがある?」
2009.06.29 Monday
16:13 | posted by
細川貂々
「てんてん手帖」でご紹介した、日本でただ一人のセルロイド人形を作ってるセルやさんが、50年ぶりに新作を発表しました。

名前を「ゆめちゃん」と言います。
座った姿勢で高さが16.5センチあります。
今まで作っていた「ミーコちゃん」より倍以上の大きさ。
軽く「新作を作りました」と書きましたが、セルロイド人形を作るためには鋳物で作った型が必要なのです。ということは、型から作った……ということなのかな?
以前、セルやさんに「てんてん人形をセルロイドで作りたい」とお願いしたところ「とんでもない!」と却下されてしまったことがあります。(もう型を作る職人さんもいないし、お金もすごくかかる)
そのくらい新しい型を作るのは大変なことのようです。
なので、新しいセルロイド人形を生み出すということがどれだけ大変なことか、少しは理解しているので、このゆめちゃんを作り出すことも大変だったのだろうなあと思いました。
ゆめちゃん、この世に誕生できてよかったねえ。
ゆめちゃんはセルやさんのサイトで購入可能です。
「セルロイドドリーム」
http://www.celluya.com/
2009.06.27 Saturday
18:55 | posted by
細川貂々
お隣の行徳で佐藤初女さんの講演会があるというので行ってきました。
佐藤初女(さとうはつめ)さんは弘前市で「森のイスキア」という疲れた人をいやしてくれるお宿を運営している人です。
初女さんとの出会いは、今年のお正月に見た「かもめ食堂」がきっかけ。
「かもめ食堂」の中で、主人公がメニューにおむすびを入れるシーンがあって、「おむすびは日本のソウルフードだから」というセリフがありました。
それを聞いたツレが、「佐藤初女さんという人がいて、その人のにぎったおむすびを食べると不思議と元気が出るのだそうだ」というような話をしました。
それから数日後、NHKのハイビジョン放送で「森のイスキア」を取材したドキュメント番組を放送しました。その番組ではじめて佐藤初女さんを見ました。
「森のイスキア」のことは田口ランディさんのエッセイにも出てきていて、そちらも読みました。
「弘前は遠くて行けないけど、佐藤初女さんにお会いできたらいいな」と、心の中でずっと思っていました。
そしたら、今日、お隣の街に佐藤初女さんが講演会をしにやって来たのです!
初女さんは88歳だそうで、でもしゃきっとして、1時間きっかりお話をされて、とてもお元気でした。
いろいろ心に残る言葉をいただいたのですが、一番印象が強かったのは「出会いがあるから再会がある」です。
「出会いがあるから別れがある」はよく聞くのですが、「再会がある」は目から鱗でした。
確かに、初女さんのことを知ってから今日まで本当にご本人に出会えるとは思ってなかったので、そのお話を聞きながら「そうかもなあ」と納得しました。
家に帰ってきておむすびが食べたくなったのでツレに「夜ゴハン何?」と聞いたら「トマトパスタだよ」という返事でした。がっかりでした。(まあ、トマトパスタはおいしかったですけど……)
2009.06.26 Friday
16:47 | posted by
細川貂々
「ねたみパンダが本になるなんてうれしい」というメール、何通かいただきました。
ホントに心の底から感謝いたします。ありがとうございました。
クッキーで連載してたのが、2002年から2004年頃。
あの当時の私を覚えていてくださる方がまだいてくださるのがとてもうれしいです。
本を出す出版社さんがクッキー編集部とも連絡を取ってくれたそうで快く「どうぞ」と言ってくれたそうです。
当時の担当編集者さん、まだクッキー編集部でご活躍されているのですね。(集英社は移動が多いので、もういないということもあるのです)
クッキーでお仕事出来て「わ、これはすごい」と思ったのは、セツの時、同級生だったRさんとパーティーで再会できたことです。
Rさんは超有名漫画家Yさんのサポートをしている人で、まさかクッキーのパーティーで再会するとは思ってませんでした。
でも、私は覚えてるけど、あちらは私のことは覚えてないようで(その前にまさかこの場所に当時のセツの知り合いがいるとは思わないでしょう)私は超有名漫画家Yさんの側にいるRさんに声をかけることは出来ず、目の前にいても素通りするふたりでした。
うーん、でもセツの時と全然変わってなかったなあ……。
漫画雑誌の世界ってなんていうか、独特で不思議ワールドだったので(時間も次元も違う感じ)いつか、その時代のことも漫画に描けたらおもしろいのではないかなあと思ったりしてます。
2009.06.23 Tuesday
16:45 | posted by
細川貂々
クッキー時代からのファンのみなさま、お待たせいたしました。
「ねたみパンダ」が本になります。
すごいですねー、私もびっくりです。
ドラマ「ツレうつ」で昔の自分を見て、「昔の自分もちゃんと受け入れよう。そして昔の自分が描いた作品もちゃんと形にしたい」と思いました。
それで、まずクッキーで連載をしていた「ねたみパンダ」を本に出来ないかと思いました。
昔から「ねたみパンダ」のことを知っている編集者さんにそのことを相談したところ「会議にかけましょう」と言ってくださいました。
そして、今日無事に会議が通ったと連絡が来ました。
「ねたみパンダ」は私がマイナス思考クイーン時代に描いた作品で、とにかくなんにでもねたむパンダが主人公です。
このパンダが私自身だったわけなんですけど、でも私は当時何を描いたのかすっかり忘れてしまっていて、読み返したら「なんで、こんなことにまでねたむ?」というつっこみどころ満載の作品でした。
相当ヒネくれていたんですね、私……。
幸せになりたくてしょうがなかったんだなあ……。
改めて原稿の枚数を数えたらかなりの量があるので、すぐにでも本に出きる感じです。
9月頃発売を目標にがんばります。
2009.06.19 Friday
16:58 | posted by
細川貂々
ずっとドラマのことばかり日記に書いてきたので、この辺でまとめて最近のお仕事情報を書きます。
ホーム社のサイトで連載中の「実はボク、コンカツ中です」
第2話が10日にアップされてます。
豆柴君、人気上昇中です。
ぜひ豆柴君のコンカツを応援してください↓
http://www.shueisha.co.jp/home-sha/manga/
17日に発売になりましたオレンジページムック「からだの本」で連載している読者の体験談を漫画にしたページ、「女性の心とライフスタイル」の第6回は「摂食障害」です。
この病気、良く知らなかったのですが、すごくすごく大変でつらい病気なのですねえ。
若い娘さんなどに多い病気なのだそうです。(でも、男性の方もいるそうです)
それから、PHPの別冊ではじまった連載はおかげさまで評判が良いとのことで、当初6回限定だったのがそのまま続くことになりました。
それともうひとつ、マックピープルではじまった連載ですが、こちらもおかげさまで好評とのことです。
いっぺんに新しい連載がはじまったので一時はドタバタしていたのですが、どれも良い感じの滑り出しなのでうれしいです。
今は書き下ろしの本の原稿を書いていますが、こちらは秋くらいに発売予定です。
秋頃にまた新刊が続々と出るかも知れません。
2009.06.18 Thursday
17:09 | posted by
細川貂々
金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」
私たちは出演できないかもと思ってましたが、出演してましたー↓
オークションで8,900円(だったかな?)で落札されていたマトリョーシカちゃん達は典子さんのノートパソコンの壁紙になっていましたね。
3話の見どころは……講演会のシーンで私たちとツレうつ編集者さんが映っていたことでしょうか。(ちなみにツレうつ3代目編集者さんは全話に出演してました。)
このドラマは私のグッズも道具も原稿もそしてまわりの人たちも出演させていただけて、とっても良い記念になりました。
改めてありがとうございました。
2009.06.15 Monday
08:27 | posted by
細川貂々
本日、金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」第3話の再放送がNHKハイビジョン放送で、午後6時からあります。
これでドラマの放送も最後です。
3話もいろんな見どころがありました。
私たちが映ったシーンもわかりましたか?
また後ほど「見どころ」を教えますね。
2009.06.14 Sunday
10:22 | posted by
細川貂々
「ツレうつ」がドラマになったことでいろんな「びっくり」することがあったのですが、その中で「昔ネットで知り合いになった人」からメールがきたこともそのひとつです。
昔はネットサーフィンしてたどり着いて「あ、この人のホームページステキ!」と思ったら掲示板に「足跡」を残していったものです。それに気づいたホームページの作者がうちのホームページも見に来てくれてだんだんお友達になっていく……そんなゆるーいネット社会でした。
掲示板で知り合いになった人同士が実際に集まってオフ会やって……懐かしいです。
そういう時に知り合いになったmiaさんから連絡があり、蒲田の図書館で私の企画展をやってくださるそうです。
「原点からたどる 細川貂々の世界」
期間 6月12日(金)〜7月8日(水)
場所 蒲田図書館1F 展示室
主催 蒲田図書館
私の自費出版の本をはじめ、単行本、挿絵を書いた本など約40点ほどが展示してあるそうです。
miaさんとはずっとご無沙汰していたのですが、久しぶりにメールが来たら、なんと今は蒲田図書館の館長さんをやっておられるのだそうです。
今回の「ツレうつ」ドラマ化のこともあり、企画展を考えてくださいました。
miaさんは私がネットをはじめた頃に知り合った人で、売れない漫画家時代をよく知っています。なので、私の出した自費出版の本もみんな買って下さってました。
今回の展示ではmiaさんが所有している自費出版本も展示してあります。
miaさん、私の作品の載ったぶ〜けDXも買ってくれて、アンケートハガキも出してくれてましたねえ……。その節は本当にありがとうございました。
あのアンケートハガキって出す人があまりいないので、結構プレゼントが当たるって知ってましたか?
私の母も毎回アンケートハガキを出していましたが、3回に1度は賞品が当たってました。
是非、蒲田図書館に足をお運びくださいね。
2009.06.13 Saturday
12:09 | posted by
細川貂々
昨日、NHK金曜ドラマ「ツレがうつになりまて。」の放送がすべて終わりました。
みなさんの感想はいろいろあると思いますが、私はひとこと「ほっとした」というのがすべての感想です。
2月から昨日まで、ずーーーっと気をはって生活してきたので、最近では精神的にギリギリに近い状況でした。(風邪などもひいてしまいました)
根がとても緊張魔で、気が小さいので、私にとって「大それた事」が終わった安堵感が大きいです。
このドラマを企画してくださったプロデューサーの合津直枝さん、本当にありがとうございました。
合津さんとお話してると私の鑑のような人だなあと思いました。
合津さんはきっと私といろんなところが似ているのだけど、私より一歩先を歩いてる方で、合津さんの言うひとことが私の胸にずしんと響くことが何度もありました。
「ツレうつ」という作品が引き合わせてくれたこのご縁に深く感謝いたします。
2009.06.12 Friday
08:35 | posted by
細川貂々
金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の脚本を書いて下さった方は森岡利行さんという方です。
プロデューサーさんとドラマの打ち合わせをして、私たちが取り入れて欲しいことやこういうのは止めて欲しいということなど要望を出したあと、すぐに森岡さんから脚本が届きました。
あんまり早くてびっくりしました。
そして届いた脚本を読んでいっぱい泣きました。
泣きすぎて疲れちゃうくらい泣きました。
「ツレうつ」「その後」に「イグアナの嫁」のエピソードを取り入れてうまくまとめてあって、私もツレも「すごいなあ」って大感激でした。
その次の打ち合わせで、森岡さんにはじめて会ったので、「素晴らしい脚本でした」と伝えました。森岡さんは「イグアナの嫁」がおもしろい、と言ってくださって、気に入ってくれたようでした。私はそんな風に言ってもらえたこともうれしかったです。
今日はドラマの最終回ですが、森岡さんにはステキな脚本を書いていただけて感謝してます。ありがとうございました。
森岡さんは映画の監督もされています。
私の尊敬する西原理恵子さんの「女の子ものがたり」が今年の秋に公開予定だそうです。
「女の子ものがたり」
監督・森岡利行 原作・西原理恵子 主演・深津絵理
2009年秋 全国ロードショー
こちらも楽しみですね!
2009.06.11 Thursday
10:15 | posted by
細川貂々
NHK金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の2話の感想を何か書かなきゃなあって、ずっと考えてました。
1話は「昔の自分」を直視することで「昔の自分から逃げちゃダメだ」というのを、気づけました。
でも、2話は「うつ病と向き合って行く自分たち」という内容で、まだそれをどう消化していいのか、自分ではわかりません。
あの頃はとにかくはじめてのことばっかりで、一生懸命いろんなんなことに対処していくので精一杯でした。
ドラマはすごく短い時間で、そういうとまどいや葛藤をうまく表現していたと思います。
3話は…どうなるんでしょう。
今からドキドキです。
2009.06.10 Wednesday
11:09 | posted by
細川貂々
金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の再放送のお知らせです。
第1話「突然の発病」(再) 総合テレビ 6月11日(木)午後4:05〜4:48
第2話「夫婦崩壊!?」(再)総合テレビ 6月12日(金)午後4:05〜4:48
* 国会中継や緊急ニュースなどで休止または変更となる場合があります。
続けて見るとまた発見があるかも知れません。
週刊誌のテレビ評にドラマ「ツレうつ」の話題が載っていたそうです。
すごいですね。
おかげさまで文庫の方もまた増刷になりました。
12日の放送が最終回になりますが、最終回もたくさんの人に見て頂けたらうれしいです。
よろしくお願いいたします。
2009.06.09 Tuesday
09:02 | posted by
細川貂々
金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の第2回の裏の見どころを教えちゃいます。
典子と明の部屋、よーーく見たら私の部屋とそっくりな物(というか私の部屋に置いてある物)がありました。
それはこれです↓

漫画家のうらたじゅんさんの絵です。
この絵は私の部屋に実際に飾ってあるのですが、これとそっくり同じ複製画が私の部屋に飾ってあるのと同じ場所に飾ってありました。
思い返すと確かにスタッフの人が私の部屋に飾ってある絵の写真を撮っていたような気がします。それがこんな風に使われてるなんて……。ああ、びっくり。
うらたさーん、うらたさんの絵もテレビに出ましたよー。
●おこずかい稼ぎに典子さんが描いたペットショップ「さつき」のポスターは、もちろん私が描いた物です。
最初に色の線画だけの絵を描いて、それをコピーして、ドラマではそのコピーに典子さんが色を塗っていました。
完成品は私が色つけした物です。
●絵を描いてるシーンで手のアップだけで映ってるのは私です。
「こんなツレでゴメンナサイ」に貂々さんのペンの持ち方が変だというのが書いてあり、アップになったときの手がそういう手だったので、あれは貂々さんですか?というメールをいただきました。すすす、すごいです。その通りです。
●数年前の典子さんが明さんに原稿を見せてるシーン。
あの漫画原稿はぶ〜けDXという雑誌に初めて投稿した作品です。
「金魚日和」というタイトルです。
私はもう無くしてしまったものかと思っていたら、ツレがしっかり保存していました。
絵も内容も今とは全然違うので恥ずかしかったのですが、でもこの作品は世に出たことがないので、こうして活躍できる場ができてうれしかったです。
ここのシーンは今出ている新刊の「私が結婚できるとは」に出てきます。
●あと、しつこいようですが、イグアナについて。
ドラマではすぐに明さんと典子さんになついているように見えましたが、ふたりがイグと仲良くなるまでは、仲良くなるためのいろんなコミュニケーションを取って、やっとあのようになれたのです。
その辺が省略してあるので、誤解されないようお願いします。
何度も申しますがイグアナを飼うことは大変です。安易に飼おうと思わないで下さい。
この辺の様子については「イグアナの嫁」に書いてあります。
2009.06.08 Monday
10:50 | posted by
細川貂々
本日、私が挿絵を書かせていただいてる「大ドロボウ五十五えもんシリーズ」の第3巻の発売日です。
「大ドロボウ五十五えもんの一日けいさつ署長」
作・吉田純子
絵・細川貂々
ポプラ社刊
1,050円(税込み)
今度は五十五えもんたちが一日けいさつ署長になっちゃうお話です。
ドロボウなのになんで?
その疑問は本を読んで見て下さい。
おもしろおかしいお話です。
2009.06.07 Sunday
09:20 | posted by
細川貂々
第2話でも大活躍していたマトリョーシカちゃんですが、それについてご質問が来ましたのでお答えします。
昔、「やりたいことなんでもやってみよう!」という時期に自分の欲しい物をみんな手作りしてました。
その中で「マトリョーシカの絵付け」もしていました。
当時はものすごくたくさん絵付けをしていたので、それを自分の展覧会やグループ展などに出展して販売していました。
お台場のビックサイトで開かれている「デザイン・フェスタ」というイベントにも店を出して販売していたこともありました。
手元に残ってるのは「どうしても売れない」という、今回ドラマ出演した20個入りのマトリョーシカと、はじめて絵付けした10個入りと、七福神マトリョーシカ(7個入り)だけです。
本当はこの10個入りと、七福神もドラマのどこかに出演できれば……ということでスタッフの方にお預けしていました。
でも、ちょっと出番がなかったようです。
ということで、昔は販売していたのですが、今はもう販売してません。
でも、マトリョーシカの絵付けは楽しいので、いつか時間ができたり機会があればまた作るかも知れません。
2009.06.06 Saturday
18:05 | posted by
細川貂々
NHK金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」2話を昨日見ました。
自分のことをドラマにしてるのでやっぱりすぐには客観的に見られません。
でも、それでも「おもしろかったなあ」と思いました。
またまた見所がいっぱいあるのですが、月曜日の再放送が終わってからこちらに書きますね。
月曜日(8日)のハイビジョンの再放送は時間が変更になって5時からだそうです。
昨日の放送を見逃してしまった方は是非、こちらを見てくださいね。
2009.06.05 Friday
08:42 | posted by
細川貂々
本日、金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」第2話の放送です。
金曜ドラマ
「ツレがうつになりまして。」第2話
NHK 夜10時〜
2話はまだ私も見ていないので、どんな内容なのかドキドキしてます。
ずっとずっと自分が気づけなかったことをこのドラマを通して気づけているで、今回もドキドキしつつも、また何か自分の成長の手がかりがあるのではないか?とワクワクしてます。
ドラマの反響が大きくなるにつれて「ああ、ツレうつは私の手元から離れていってるのだな」と感じます。
自立するコドモを見守る親というのはこういう気持ちなのでしょうか。
私は私でしっかり私の人生を歩んで行かなくてはいけません。
今夜の放送も楽しみですね。
2009.06.03 Wednesday
08:32 | posted by
細川貂々
ドラマ「ツレがうつになりまして。」第一回を見た私の感想です。
「最低……。昔の私。」
はじめて見たのはNHKの試写室でしたが、もうその場にいたたまれなく、しかもこの主人公は私だってここにいる人たちみんな知ってる。どうしよう。はずかしい!早くここを立ち去りたい!と思いました。
ドラマを見た人から「こんなダメ嫁じゃ夫はうつ病になるよ」と家族に言われたというメールもいただきました。
うつ病の取材を受けたとき、何度も何度も「どうして病気になるまで気づかなかったのですか?」と質問されました。その時の私は「どうしてかわからないけど気づかなかったんです」と答えましたが、今なら答えがわかります。
「自分のことしか考えてない最低な人間だったから」
ツレがうつ病になった時の様子をドラマという形で見ることになり、はじめてそれがわかりました。
自分では気づいてないけど、ずーっとそんな感じでまわりに気遣いの出来なイヤなやつだったんだろうなあ私。
知らずに周りの人も傷つけてしまっていたのかも。
私個人としてはそんな風に「自分」を知ることが出来て気づくことが出来たので、このドラマを作ってもらってものすごーーーく感謝してます。
ありがとうございました。合津さん。
そして、「うつ病って精神的に弱い人がなると思ったけどそうじゃないんですね」という感想もいただいてます。
このドラマを見て少しでも「うつ病」のことを知ってもらうことが出来ていることも、ものすごーーく感謝しています。
ホントにホントにありがとうございます。合津さん。
1話の典子さんはあんなダメ嫁ですが、2話からどんどん成長していくのでどうか暖かく見守ってください。
2009.06.02 Tuesday
16:56 | posted by
細川貂々
NHKの「ツレうつ」サイトの方にたくさんの感想を送っていただき、ありがとうございました。
ドラマの放送前は書き込みが30件ほどだったのに放送後は180件に増えていてびっくりしました。こんなにたくさんの方に送って頂けてうれしいです。感謝してます!
おかげさまで文庫版「ツレうつ」「その後のツレうつ」も増刷になりました。
本の方も読んで頂けてうれしいです。ありがとうございます。
今日は「大ドロボウ五十五えもん」の3巻が完成したのでポプラ社に行ってきました。
完成のお祝いのお食事会です。
作者の吉田純子さんに久しぶりにお会いして、いろいろお話をしました。
吉田さんにもドラマの宣伝をたくさんしてもらったので感謝してます。ありがとうございました。
3巻の「一日けいさつ署長」もすごくおもしろいので、たくさんの人に読んでもらえるといいですね!
2009.06.01 Monday
09:35 | posted by
細川貂々
金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の第一回の裏のみどころを教えちゃいますね。
●窓際に置いてあった人形、そして部屋の真ん中の棚に置いてあったマトリョーシカです

この子達は「イグアナの嫁」の真ん中辺のお話に出てきた「やりたいことをやってみよう!」と思った時期に作った物です。
人形は人形教室に通って作ったのですが、マトリョーシカはロシアの市場で売られている型を買って(輸入してる業者がいるのです)それに絵付けしてます。
このマトリョーシカは5個しかありませんが、本当は20個入りの大物です。
「20個はちょっと多すぎる」ということでテレビ写りの良さそうなサイズの5個だけを使いました。
典子さんお菓子入れに使ってましたね。
●部屋の奥の方にある机の上にはってあるたくさんの紙は私のアイデアスケッチでした。(コピーですが)
撮影見学に行ったときに部屋の中を見せてもらって気づきました。何冊か私のスケッチブックをお貸ししたので、「ほー、こんな風に使ってくれたのかあ」とうれしかったです。
●典子さんが描いてる漫画原稿、あれがなんだかわかる人はいないと思うのですが(でもひとりくらいいたかも)あの原稿は昔、別冊ヤングユーという漫画誌に載せた「恋愛のムスメ」の原稿です。
原稿をコピーしてそれを元に新たに鉛筆書きの下書きを作り、それに典子さんがペン入れしてます。
この漫画は地味だったので本当に打ち切りになった漫画です……。
●典子さんが「打ち切り」を言い渡される出版社のシーンに「ツレうつ」3代目の担当編集者Tさんが映ってます。
●クリニックの先生は本当にあんな風な格好でさっそうと自転車に乗ってます。
クリニックにも水槽が置いてあったので、それを見たモデルになった主治医の先生が「あ、ちゃんと水槽置いてあるね」と言っていたそうです。(主治医の先生についてはツレのエッセイ「こんなツレでごめんなさい」に書いてあります)
●ガンちゃんについてですが、「イグアナの嫁」では「ガングロのガンちゃん」ですが、ドラマでは「がんばってるからガンちゃん」になってます。
これはドラマの設定が現在になっており、ツレの発病の時期(今から3年前)にはもうガングロの女子高生は存在しなかったからだと思います。
●イグアナ飼育についてですが、「イグアナの嫁」では詳しく書きましたが、ドラマの中では説明が出来ないので補足です。
私たちは簡単にイグアナを飼ってしまったわけですが、実際に飼ってみてわかったことはイグアナ飼育はすごく大変です!
だから、ドラマを見て「あ、簡単そう」と思って安易な気持ちで飼わないで下さい。
もしどうしても飼いたかったら事前にイグアナのことをよく勉強して、飼育に必要な物を揃えて、そして飼った以上は何があっても死ぬまで飼い続けてください。
●ドラマの中で流れる吉松隆さんの曲は「5月の夢の歌」と「ベルベットワルツ」です。
2009.05.30 Saturday
07:40 | posted by
細川貂々
昨日の夜、放送された金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の感想をありがとうございました。
もしよろしければ、NHKのサイトの方にも送って下さい。
せっかく書いて下さった感想、NHKの方に届かないと反映されませんのでもったいないです!
どうぞよろしくお願いいたします。
これから感想を送りたいなと思ってる方もこちらのサイトの方へお願いいたします。
金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」サイト
http://www.nhk.or.jp/kindora/tsure/
明日、31日(日)の午後5時から再放送が決まったそうです。
(関東地区のみ)
見逃してしまった方は是非明日見てくださいね!
BS-hiでの再放送は月曜日の午後6時からです。そちらでも。
2009.05.29 Friday
15:55 | posted by
細川貂々
最近また「うつ病に関する相談ごとのメール」が多くなりました。
ツレうつが発売された最初の頃に同じようなことがあり、ここにも書かせていただいたのですが、私はうつ病に関する相談ごとにはお返事できないのです。
うつ病は病気です。この病気は人により症状が違います。
だから、素人の私がうっかりしたことを言えないのです。
私がお返事したことでうつ病の方の症状が悪化してしまうケースだってあるのです。
うつ病についての相談は専門家の方に聞くのが一番良い方法だと思います。
メールをくださってる方たちがこの日記を読んで下さっているかわかりませんが、どうか、おわかりください。
この病気に関わってるといろいろあると思います。
グチのメールや、「誰かに言いたいけど言えないから聞いて!」というようなメールはきちっと読みますので送って頂いて大丈夫です。
(お返事は出来ませんけど……。ごめんなさい)
2009.05.29 Friday
09:13 | posted by
細川貂々
いよいよ本日、金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の第一回放送です。
今朝の朝日新聞のテレビ欄に記事が載っていました。
ここではほめてくださってるので安心しました!
それから、ドラマの感想ですが、NHKのサイトに「ツレうつ」のページがありますので、そちらの方に送っていただけるとうれしいです。
金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」
http://www.nhk.or.jp/kindora/tsure/
2月の頭にドラマのお話を聞いてから約4ヶ月……。
この4ヶ月でいろーんなことを経験しました。
ようやくここまでたどり着いたんですねー。
でも、まだスタート地点ですね。今日からが本番。
がんばります!
2009.05.29 Friday
08:59 | posted by
細川貂々
本日の朝刊、読売新聞に「私が結婚できるとは」の広告が載りました。
最近ではめずらしく大きな広告を載せてもらいました!
とてもうれしいです。ありがとうございます。
イグアナの嫁の2巻ですが、爬虫類が苦手という人も漫画の中のイグちゃんとまぐちゃんなら「かわいい」と言ってくださってるようなので、安心ですよ。
あと、内容は結婚についてなので、是非、いろんな人に読んでもらって感想を聞かせてほしいなあと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
2009.05.28 Thursday
08:10 | posted by
細川貂々
本日の「見どころNHK」でドラマ「ツレがうつになりまして。」を取り上げて下さいます。
4/22に収録した私とツレのインタビューも放送される予定です。
見どころNHK 夜10時45分〜55分
私もツレも最近ずっと変な緊張の仕方をしていて、ちょっとおかしいです。
うれしいのと喜んでるのと不安と心配と全部がごっちゃまぜになって、ヘンです。
これも「強くなるための修行」と思えば乗り越えられるのでしょうか……。
2009.05.27 Wednesday
10:49 | posted by
細川貂々
いろんなところでドラマ「ツレがうつになりまして。」の宣伝をして下さってます。
ありがとうございます。
三島にお住まいの方が本屋さんにドラマのポスターを貼ってくれるようお願いしてくださったそうです。
戸田書店(函南支店・カンナミ支店)でポスターを貼ってもらっています。
私が手書きで書いた新刊「私が結婚できるとは」のポップも置いて下さってます。
ありがとうございました。
それから、北海道にお住まいの方がドラマのチラシを作ってまわりの人に配ってくださっているそうです。
ありがとうございました。
あと、自分の住んでいる街の公民館や駅にドラマのポスターを貼ってもらうようお願いに行ってくださった方もいます。
ありがとうございました。
浦安市や行田市以外の方にもこんなに協力してもらえて、本当に幸せです。
すごいことですよね!合津さん!(←プロデューサーさんです)
こんなにたくさんの人に応援してもらっているので、私もプロデューサーさんもがんばります!